Side nqrse
12月の24日、クリスマスイブに突如瑞希にファミレスに来て欲しいと呼び出されたかと思えば4人とも揃っていた。
え、最近ニーゴ新曲上がった上での打ち上げだろ?これ。なんで俺呼ばれたんだよ。
単純に気になった故に尋ねてみればピンク髪の彼女は''え、逆にどうして?''みたいな表情を浮かべたあとすぐに微笑し
共作した覚えは無いし最近は俺自身も曲作りに手を出しているから彼女の言っている言葉と会話の糸が結びつかない。
すればずっと黙っていたまふゆが口を開け
必死に思い出そうと記憶をかき乱してもどうにも思い出せない。
うーん と声を出し唸ろうが意味は無く悶えていればトントンっと肩を優しく叩かれ奏がスマホの画面を差し出し
彼女から俺とのトーク画面を見せられやっとの事で思い出す。
この曲ができる前一時期奏がスランプに入っており このメロディーじゃまふゆを救えない と手助けを求められたのが確認出来る。
結果無事に曲を仕上げることが出来て12月の初旬頃感謝のメッセージが届いたな、なんて浸っているが11月の下旬〜12月の初旬頃に新曲を上げたなら打ち上げ遅くね?と少々違和感を感じそのまま にしては打ち上げ遅くない? そう述べる。
学業と曲作り、両立だなんて絶対に自分なら無理だと身を震わせる。
改めて彼女たちに新曲更新 ''お疲れ様'' と。
……ってか話聞いてもあんまり俺この曲に関わってねえし……
そう思うが彼女なりの優しさなのだろうとその優しさを受け止め微笑む。
今年のプレゼントとはこれかな、メリークリスマス。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。