海人side
なぜかいつもより、気分が良く…鼻歌を歌っていた。
…スマホ忘れなきゃ、あれを見ずにすんだのに。
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何このじゃれあい_______________
途端に悲しくなった。
けど、僕には乗り込む勇気なんて無い。
……所詮、弱虫。そして、幼なじみには勝てない。
けど、これでいいの?
あなたちゃんのために強くなるんでしょ?
そう思ったら、僕は動いていた。
ガラガラガラッ
僕は知ってる。
幼なじみの永瀬くんの顔が赤いことを。
ガラガラガラッ
ちょっとは、ライバルとして意識してもらえたかな?
…さっき言った通り、譲る気ないからね。永瀬くん?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!