第10話

十輪
444
2024/04/06 08:08 更新
あの日あの人紫さんを失ってからもう3年経った。
cn
時の流れって早いなぁ〜
今ではもう普通に笑えるようになった
cn
ん゛〜ッ!仕事すっかぁ〜
体を伸ばし机に向かう
cn
うひゃ〜
今日も仕事は多いみたいだ
軽ーく絶望していた時だった
kyo
コンちゃ〜ん?
cn
ん?きょーさん?どしたの〜
kyo
いや、なんかコンちゃんにお客さんが…
cn
お客さん?
一体誰だろうか
あの国の外交官?こないだ話をしたお店の人?など考えながら門へ向かった
そして門へ着いた時だった
cn
お客さんは…?
お客さんが見当たらないな
ru
あー!コンちゃんー!こっちー!
レウさんが遠くで呼んでいるのが聞こえたのでそっちへ向かった
cn
お客さんって…
そこにいたのは小さな少女(?)だった
髪が長いため性別がよくわからない
ru
この子だよ〜
レウさんがそう言った
cn
えっと…君は俺にいったい何の用かな?
優しくそう聞く
すると子供が言った
子供
…?忘れたの?
cn
え?
子供
約束…
cn
やく…そく?
子供
…ひどい…あんな泣いて嫌がってたのに
レウさんも困惑してる。
もうわけがわかんねぇ
cn
俺が泣いて嫌がる…?
子供
…ハァ…
子供にため息つかれたんだが?
cn
えっと…とりあえず君の名前教えてくれる?
子供
子供
紺乃
cn
え?
子供
紺乃コンノ ユカリ
cn
…ッ…
cn
へ、へぇ〜いい名前だね〜!
思わずあの人のことを思い出してしまう
子供
…ハァ…なんでわかんないかな
cn
え?
またもため息つかれたんだが
子供
…こういえばわかるかな?実験番号No.504くん?
cn
はッ?
ツッ!嘘でしょ?
cn
…紫さん…?
子供
ハァ…
やっと気づいたの?
あんだけ僕が死ぬの泣いて嫌がってったくせに
cn
…ごめん…
…別に…怒ってないし
cn
…?拗ねてる?
ッ…拗ねてないし
cn
!フフッ…拗ねてるんだぁ〜w
な゛っ!拗ねてないし!
レウさんめっちゃ空気だけどすんごいニコニコしてたわ

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