第75話

七海√⑤
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2024/07/24 13:20 更新
【(存在しない)前回のあらすじ】

それなりに、七海は普通にさりげなくあなたにアプローチをしていた。
七海 建人
七海 建人
…あなたといると、なんだか楽しい
あなた
え~!ありがとう!
私も七海と一緒にいると楽しい!




大切な仲間だもん!
しかし、あなたはとても鈍く、攻略には外堀を埋めることが必須な少女だった……!

五条も灰原も夏油もきっと頼れない。あなたと共通の知り合いもいない。

窮地に陥った七海は、あたって砕けろの精神で、まず色々とスペックの強い恋敵の五条を折ることを考える。

どうするのか?それは……五条に決闘を挑み、彼女を諦めてもらうのだ!(意外と脳筋!)
恋は人を馬鹿にするという。

理屈で考える七海も、それは例外ではなかった。
七海 建人
七海 建人
五条さん、決闘を挑みたいのですがよろしいでしょうか
七海建人の考えた、五条悟の恋心を折る方法。

それは、決闘を挑んで意地を見せることだった。

意外と発想は脳筋だった――!!
五条 悟
五条 悟
は~? 決闘?
いきなりどうしたよ
七海 建人
七海 建人
五条さんにあなたを諦めていただきたく存じます
五条 悟
五条 悟
……(ピキリ、と青筋を浮かべる)

おう、やってやんよ
修練場にて。

五条は、進級前のあなたとの戦いによる覚醒により、ますますレベルアップしていた。

無下限呪術のオートマ、そして必殺の虚式「茈」(さすがに七海に向かって使ってはいないが)、そして領域展開までも習得しかけていたのであった。
五条 悟
五条 悟
七海くぅ~ん?
どうしたのカナ~?
おら、立てよ。俺からあなたを奪うんだろ
七海 建人
七海 建人
くっ……!!
(圧倒的だ……敵わない。諦めるか?)
五条 悟
五条 悟
できないんだったら、諦めろよ
七海 建人
七海 建人
(いや、しかし。脳裏で本能が暴れている。
あなたを諦めるに値しないと……!)
五条 悟
五条 悟
おっ、立てるんだ
やるじゃん
七海 建人
七海 建人
フゥ、フゥ――!!
(身体全体で呼吸を繰り返している)
五条 悟
五条 悟
お前のこと、正直見くびってたよ。盛り上がってきたなあ……!!
あなた
コラー!!
何やってるんだ!!
七海 建人
七海 建人
あなた……?
それに、夏油さんと夜蛾先生まで
夏油 傑
夏油 傑
おいおい悟、後輩をリンチしちゃ駄目じゃないか
あなた
先生から二人が修練場を使うことを聞いて、嫌な予感がしたから来てみれば……!!
夜蛾 正道
夜蛾 正道
悟、ストップだ
これ以上手を加えたら、厳重な罰を下すからな
五条 悟
五条 悟
へいへい、あ~あ。
興がそがれた
夜蛾 正道
夜蛾 正道
なんでこんなことになったんだ
七海 建人
七海 建人
(まずい、ことの発端を知られるわけには)
五条 悟
五条 悟
七海が生意気だったからさ~
七海 建人
七海 建人

五条さん……
なお、五条は周囲にはあなたへの独占欲を隠さないが、あなた本人には気持ちを伝えられないヘタレである。
夏油 傑
夏油 傑
七海が生意気?
想像できないけどな
五条 悟
五条 悟
いや、結構生意気だぞコイツ
七海 建人
七海 建人
(一人の女子を巡って争っていました、だなんて恋愛ドラマかと思う馬鹿らしい理由。
五条さんにも、このことを周りに知られたくないと思うプライドがあるんだろうか。
発端はあなた関連だったとはバレずに済みそうか……?
幸い、私にとって都合が良いが)
あなた
うわ、てか七海ボロボロ。
家入先輩に診てもらお?

(そう言って、強引に七海の腕を掴んで歩き出した)
七海 建人
七海 建人
……

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