私が君と出会ったのは、
大雨の降った、
あの日だった。
るなは悪い子。
何にもできない、
出来損ないの失敗作。
そう言われて育ってきた
毎日毎日
親から殴られて、
罵倒される。
そんな日々が続いていた。
その言葉で、
全部が崩れ落ちた。
もうどうでも良くなって
生きてる価値すら見失った。
雨が痛い。
るなは家を飛び出して、
そのまま死んでしまおう。
そんなことを考えていた。
でも、その日は
何も持たずに飛び出して
大雨の中、
体に打ち付ける
雨が痛かった。
死ぬのは
雨が止んで
からにしよう。
雨が止むまで
コンビニで雨宿り。
ずぶ濡れで
震えていたるなに、
何もないこのるなに
有一声をかけてくれた。
それが、
るなと貴方の
出会いだった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。