あの人とご飯を食べてから数日、特に俺の中で変化も無くそういえば連絡先聞くの忘れたな
くらいにしか思っていなかった。翔太から何か報告があるわけでもなく、深澤くんともいい雰囲気になったわけでもないし向こうから好意的な何かを感じることも無く本当に翔太の勘違いだったんだとわかったらなんだかあの不思議な感情も無くなった。
と思っていたんだけど、
突然電話してきたかと思えば開口一番にこれだ。
まあ、思い当たる節はあるわけで、翔太に嘘つく必要もないので彼女の存在を伝えた。
報道が出ていることに気をとられて一度はスルーしたけど、深澤くんがやばいってなんだよ、俺の報道とは関係なくね?
そう思っていたら翔太がバツ悪そうに話し始めた。
俺の返事を聞くなりへへと笑って『わかったから怒んなよ』と言って切りやがった翔太。
この前のこともあったから本当に翔太が来るんだか
…もしきたら2回絞めてやる












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。