今日は長い長い夏休みも最終日に近づいていた。セミの鳴き声も少なくなってきた今日この頃。
夏祭りから数日後、夏休み最後の日も部活をしていた。
この後木兎さんの家に行ってめっちゃ勉強した。
なお、来年も全然手伝わされたし、なんなら今年の冬休みも手伝わされた。
信じられないかもしれないが、このやり取りは毎朝やっている。めんどくさい弟である。
今日は朝赤葦と待ち合わせをしていた、木兎さんの家で英和辞書を忘れてしてしまって、それを赤葦が取っておいてくれてくれたのだ。
赤葦視点
あなたがいなくなってから気まずい空気が流れる。
俺は食い気味に答えた。
話してみるとみなとくんは面白い子だ。好きにはなれないけど。
俺たちはそのまま学校に向かった。
あなた視点
駅で別れる時みなとが「来年は毎日一緒に登校するから」と言っていたが、私朝練あるから一緒には行けないよと言っておいた。
泣いてた。
そう言って2年の教室に入ってきたのは木兎さんだった。目立つ人だ。
肉には抗えなかったらしい。
そう言って木兎さんは去って行った、嵐のような人だ。
放課後
「あのっ!今時間ありますか?」
めんどくさい人だ、もしかしなくても赤葦絡みだろう。
かほちゃんめ、面白がってるな。
皆さんこれ今年入って何回目だと思います?8回目です。
私はこの子に赤葦の連絡先を教えたくないと考えたのか?前までは教えてたのに?
前は赤葦が困ればいいと思って面白半分で教えてたのに、今は赤葦に困って欲しくないと思っているのか?
この後赤葦のことなんて忘れるかのようにカフェ行ってパフェ食べた。
次回
「第1回!どうすればあかーしはあなたの名字と付き合えるのか考えようの会!」
「なんすかこれ?」













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。