望side
あなたはあれから毎日、
レッスンのある日は事務所へ向かい、努力を続けた。
最初の方は、男子の中に女子1人やから
周りの視線が冷たかったり、同じ運動は出来なくて、ひとりで泣いてる日もあった。
多分、あなたは負けず嫌いなんやろな。
いつしか、他のジュニアに負けないくらいの体力は持っていて、歌もダンスも上達していた。
そんなある日のこと。
あなた)ただいま!
と、高校の入学式へ行っていたあなたが帰ってきた!
ほんま、出会った頃と比べて明るくなったやろ?w
望)おかえり!元気やな〜w
あなた)うん!あのね!見てこれ!!!
嬉しそうに突き出してきたスマホ。
「ん、なに?」と聞き返すと、
あなた)オーディション、受けていい許可が下りたの!
望)よかったな〜〜!頑張れよ!!
あなた)うん!頑張るね!
自分の部屋へと階段を駆け上がるを見てたら、
なんでなんかなぁ、、
照史)ただいま〜って、え?泣いとるん?!
望)目に入った水のせいで視界ボヤけてるだけや!
照史)それが涙っちゅうねん!w
あなたの背中が大きく感じて、視界ボヤけてきたんよ。
望)な、泣いてへんからぁぁぁ!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!