⋯⋯⋯⋯怠い。
何、めんどくなったって。
ずるいよ。ずるい。綺羅ばっかり、みんなばっかり。
__♪
⋯⋯誰?
どうして急に、玲央菜さんが?
そんな疑問を抱えつつ、通知を開く。
生存⋯⋯確認⋯⋯⋯⋯?
⋯⋯ちょっと、図星だった。
玲央菜さんは、やっぱり凄い。
私のことを見てるのかってくらい、全部理解ってる。
たすけて、って言おうとした。
何から助けて欲しいのか分からないから、やめた。
ただ3人の名前を呼んだ。
呼んだというか、口から出た。
ときちの名前も出てきた。
なんでだろう。ここには誰も居ないのに。
クレシェンドみたいな声が出た。
もう、わかんなくなってきた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!