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Prolog⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱
「初めまして!」
この人に出会った瞬間
自分の中で何かがパチッと弾けた
この感情が恋なんだって
初めて気づいたんだ
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
3年前…
俺の名前は橘 颯。(たちばな はやて)
ごく普通の小学4年生、
でも1つ皆と違うとこは親がいない
俺の親は俺が3歳の頃に病死、
その後は親戚の家をたらい回しにされていた
でも2年前に父方のじいちゃんが引き取ってからは兄の優希とじいちゃんの3人でこの家に暮らしている。
新しく転校した学校もすぐに慣れて
友達も出来たし
それなりに不自由なく楽しく生きている
ごく普通な毎日だ
ピンポーン…
居間からじいちゃんの呼ぶ声がした
あ〜ったくめんどくさいな〜……
イライラしながらもインターホンを出る
「あの…隣に引っ越してきた者なのですがご挨拶させて頂きたくて」
んだよ、引っ越しの挨拶かよ…
どーせ野球観てて手が離せないんだろうな
野球なんか何が面白いんだかさっぱりわかんねー
ガチャ…
今まで人を見てもなんとも思わなかったのに、彼女を見た瞬間自分でもびっくりするくらい心臓が飛び跳ねた。
目の前に天使のような綺麗な顔つきの女の子が立っていたのだ。
うわ、何言ってんだ俺……!!
思わず口に出しちゃった…
しかも初対面の人に急に綺麗とか…
ただの変態じゃねぇか!
罪悪感と恥ずかしさで死にそうだ…
穴があったら入りたい……
え、笑ってる…??
春野恵…名前まで綺麗すぎる…
恵さんは自分の周りにいる女子なんかより雰囲気が凄い大人で見ているだけで息が止まりそうなくらいだった
その後はボーっとしていてあまり思い出せないが、彼女が笑顔で手を振って帰っていくのだけは記憶に残っていた。
ガラガラ…
バタバタバタ!
ガラガラ…
颯の部屋にて
ベッドにうつ伏せになり枕に顔を埋めた
回想⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
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あ、そういえば…恵さんに貰ったやつ
じいちゃんに渡さず持ってきちゃってたな
まぁ、お菓子だろうから食べちゃおーっと
オシャレな紙袋に包まれた物を開けて見てみると
中には星の刺繍が施された淡い水色のハンカチと黄色いハンカチ、そして緑色のハンカチが入っていた
初めて会ったはずなのに
自分の事をなんでも知っている気がして
嬉しくてたまらなかった。
そして結局その日は一睡も出来なかった
2話に続く
最後までお読みいただきありがとうございます
まだまだ素人のため至らぬ点が沢山ありますが
どうぞ応援よろしくお願い致します!m(*_ _)m
ぴよた丸
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!