rd side
総統室で書類を片付けながら 、
みどりと一緒にあの子について話す 。
そうなったときは 、
俺の心の中の天秤が 、
一気に彼女に傾く 。
ならば 、
彼女からの俺への殺意は
周りには隠し 、
送りつけられた何の企みもない
ただ不幸な少女 、
の方が 、
周りの人は優しく対応するし 、
その方が 、
彼女を仲間に引っ張りやすい 。
彼女を部屋に入れたとき 、
様々な家具に3つ
盗聴器をつけておいた 。
そのまま何事もなく
迎え入れる国があるわけないだろ 、
普通 、こんなのどの国もやってる 。
国を守るためだ 、
仕方がない 。
しかし 、
流石に女性の部屋を24時間盗聴して
観察するのは 、
流石にどうかってことなので 、
ただ録音しているだけである 。
まだ聴いてもいないし 、
なにか必要になるまでは
聴く予定はない 。
それに 、この城は特殊な作りをしている 。
俺達が 、有利なように 。
俺が 、有利なように 。
… この城の中にある情報は全て 、
俺の手の中にあり 、全て網羅されている 。
城自体が 、実質俺と"融合"しているのだから 。
話が逸れたな 。
話題を戻すと 、
つまり盗聴器で 、記録され続けているが 、
その記録は必要な時以外使用することはない 、
というわけだ 。
部屋に駆け込んできた 、
城に使えている子 。
どうしたの 、いきなり …
話を聴くと 、
朝ごはんを渡そうと
ノックをするも 、
いつも通り反応なし 。
ご飯をドア前に置いて 、
仕事に戻ろうとした所 、
歩いている姿を目撃したらしい 。
そして俺達は2人で今 、
様子を見に行こうと探し回っている 。
声をかけられて振り返る 。
見えたのは仲間である幹部と 、
あの天使の女の子の姿だった 。
来週の水曜日 , 新作出します 。
最近ちょっと暗い系多いので 、
今回は明るい系です 。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!