ピピピピッピピピピッピピピピッ
2週間後の朝
まだナムさん、ユンギさん、グクさんとは話せていない…
こんな調子で大丈夫かな…?
今日はサイン会がある!
気を引き締めて行こう!
私たちは会場へ向かった
サイン会が始まった。
次、、男の人だ…
すると、私の方に手が伸びてきた
ガシッ
テヒョンオッパはニッコリと笑ってくれた
その時、次のファンの子が、ユンギさんを飛ばして私のところへきた
ユンギさん、悲しそう…
こんなファンもいるんだ…
嫌われるかもしれないけど、私はユンギさんの手を一度だけ握りしめた
サイン会は終了した
楽屋に戻って、私はユンギさんに手紙を書いた。
私はそれを車に乗る時、こっそりユンギさんに渡した。
また嫌われっちゃったかな…?
ユンギside
次のファンの子が、俺を飛ばした。
すごいショックで泣きそうだった
その時、手が一瞬温かく包まれた
あなたさん…!
あなたさんが、俺の手を握ってくれた。
それだけでなぜか、悲しい気持ちも忘れそうだった。
サイン会が終わって、車に乗ろうとしたら、あなたさんから紙が渡された。
宿舎でご飯を食べて、部屋に戻った。
“ユンギさんへ
迷惑かもしれませんが、1つだけ言わせて下さい。
今日のことは、気になさらないで下さい。
とは言え、気にしてしまう気持ちは分かります。
ですが、ユンギさんには、私たちメンバーや、armyがついています!
私たちはみんな、ユンギさんの味方です。
それだけは、覚えていて下さい。
あなた”
俺はあなたさんの部屋に行くことにした。
コンコン
あなたは部屋に戻っていった。
これは、、やばい…今までちゃんと話したことなかったから分からなかったけど、
想像以上に、、、可愛い…///
その日は、あまり眠れなかった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。