2人が倒れて動かなくなったのを見て、清霧を退かして立つ
拘束してた場所を見ると、砕けた氷しか無かった
周りを見ても居なくて、気配で探ろうとしても見当たらない
刀を首に当てて、様子を見る
刀に力を入れて、少し血を流す
胴体を掴もうとしたから、後ろに避けて刀の持ち手で背中を突く
背中に馬乗りになって首の横に刀を立てる
腕の力だけで体を浮かして、そのまま私を横に倒して押し倒されたような構図になった
刀を振り、相手を退かして構える
周囲を見ると、暗い和室で座っていた
ふと、あの研究所を捜索した時の事を思い出した
不思議と何本もあった刀に、複数の白い部屋
壁の一辺には分厚いガラスがあって両端には扉があった
まるで、何かを観察する空間のようだった
そのもう1つの空間には拡声器や銃、薬が置いてあったのを覚えてる
従順だからと言って、彼女にも好き嫌いがある
立って部屋を出てみると、長い廊下だった
拳銃を構えながら、慎重に屋敷を進んでく
綻びがあまりない
それほど彼女自身が練習をしたのか、はたまた血の持ち主がこれほどの者だったか
悩んでいると、急に腕の皮膚の下で何かが動くような違和感と痛みが走った
恐る恐る袖を捲って、自身の腕を見る
見るに耐えない、皮膚の下で小さな何かが何匹も蠢いていた
嫌悪感と気持ち悪さを感じながら見ていると、皮膚に小さな穴が空いて、血がプツプツと出てきた
思考する間もなく、皮膚を破って眉間に弾け飛んできた
上半身が前に倒れて、手で眉間を触る
ふと顔を上げると、最初の部屋で同じような体勢だった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。