俺は殺しの家系に生まれた。
物心がついた時から、血の匂いを知っとった。
罪悪感なんてものは最初から俺にはあらへんかった。
もう身内でも軽々と殺せてしまうねんな、
また1人、1人と殺していく…
そして今日新たな依頼を引き受けたんや、
名前はシャオロン。俺と同い年や。
まだ学生だと言うのに殺されてしまうなんて理不尽やな、
俺はいつも暗殺対象のことを徹底的に調べてから手を下す。でも今回ばかりは調べなければ良かった。
彼の笑顔、泣き顔、努力する姿も全部知ることになるんやから。
あぁ、俺…この人だけは殺せへんな…
その日俺は暗殺対象に恋をしてもうた。
Prologなんて適当でいいよな…?
消す可能性あり!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!