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第1話

〈#1〉不審者…?
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2025/11/29 21:47 更新


私は今セミナーの為に1ヶ月県外で研修を受けることになりました。


しかし、予約していたはずのホテルが手違いで予約出来ておらず…




そして空いてる部屋もないようで凄く申し訳ない顔したスタッフさんにホテルを追い出されてきました。





そんな申し訳ない顔するぐらいなら部屋1個ぐらい作ってくれてもよくない!?



まぁ部屋ないからどうしようもないんだけど…



え、どうやって生きていこう


野宿はさすがに嫌だ…



あなた:『ってうわぁぁ!?』



あなた:『ひ、人が倒れてる…』



あなた:『全裸の……』



え待ってどうしよう不審者?



???:「………」



あなた:『意識ないよね…この人…』



あなた:『顔色も悪いし…』



あなた:『めっちゃ迷うけど助けるか…』



自分の良心には抗えず、なけなしのお金を使って近くの満喫へ…




もちろん服は着せました。
本当になんなんだこの人は…


???:「うぅ……」



あ、起きそう


起きてきたら襲われるとかないよね…?



一応離れとこ



???:「…あれ…ここは…?」



あなた:『おはようございます…』



???:「なぜそんな離れてるんですか…」



あなた:『いや、不審者かと思って…』


???:「なんでそうなるんですか」



あなた:『道端で裸で倒れてたから…』



裸で倒れてた男の人を不審者と思わない方がおかしい。



???:「助けて下さったのですか?」



あなた:『い、一応…』


???:「それは申し訳ないことをしました…ありがとうございます」



天彦:「天童天彦と申します。お礼をさせて頂きたい。」



意外と律儀な人だなぁ…服着てなかったのに


あなた:『あなたの名字あなたです。お礼なんてそんな…』



天彦:「いえいえ、僕がしたいだけですから。」



天彦:「何かお困りの事などございませんか?」




今困ってることなんて1つしかない


あなた:『それなら……今日から1ヶ月泊まる所がなくて…』



っていきなりこんな事言われても困るよね…



天彦:「それなら僕たちの家に来ませんか?」



あなた:『僕たち…?』




天彦:「7人でシェアハウスしているのです。確か部屋が1つ余っていたので…」




やばいわらしべ長者きた



あなた:『良いんですか!!!???』



天彦:「えぇ、もちろん」



天彦:「皆さんにも、僕の方から説明しておきます。」




あぁありがとう神様。やっぱ人助けはするべきだね!!



あなた:『ところで、なんで裸で倒れてたんですか?』



天彦:「あぁ、セクシーワールドカップの練習をしていたのです。」



天彦:「僕はワルドセクシーアンバサダーなのです。」



うん…?待ってやっぱ不審者かも

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