第21話

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2022/10/02 22:01 更新
…昨日は、いわゆるズル休み、というものをして少しいけない事をしてしまった気分だけど
瑞稀が楽しそうだっだし、ミク達にお土産も買えたから良かったと思う。
ミク達もお土産を渡したら喜んでくれたし、行って良かったと思う。














迷廻あなた
(…もう7時か)
少しずつ明るくなっていく外を眺める。ベットから立ち上がって朝食を取ることにした。
冷蔵庫から冷えたモンスターと棚の箱に入っているエナジーメイトを取り出す。
迷廻あなた
(…やっぱり、味しない)
迷廻あなた
(…食べ物が美味しいって、どんな感じなのかな。まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど)
朝食を済ませる。まだ時間に余裕があるためuntitledを再生した。
















ドールのセカイのKAITO
あ、おはよう、あなた。昨日はどうだったかい?
セカイに着くと、KAITOが居た。
迷廻あなた
瑞稀も楽しそうだったし、行って良かったと思う。出掛けるの、すごい久しぶりだったから。
そう言うと、KAITOは「そうかい」と微笑んだ。
ドールのセカイのKAITO
もし…もしもまた駄目だったら、いつでも逃げて良いんだよ。
あなた、そういうところ溜め込んじゃうからさ。
KAITOの手が頬に触れる。少し温もりがあって…
お母さんは、こういうことしてくれたことなかったな……
迷廻あなた
…うん、分かった。ありがとう、KAITO
迷廻あなた
じゃあ、そろそろ行かなきゃ。
ドールのセカイのKAITO
うん、行ってらっしゃい
迷廻あなた
行ってきます、KAITO。
untitledを停止する。



窓を開けると、涼しい風が頬を撫でた。
迷廻あなた
(…大丈夫。それじゃあ、行ってきます)
誰もいない部屋にそう言って、僕はドアを閉めた。

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