第7話

24
2024/06/22 22:00
空間を操るから何だ。
私はコイツの上位互換の人に稽古付けてもらってたんだ。
所詮、特級になりそこなった雑魚に負けるなんてあり得ない。
コイツに近づくのは危険。近づかせず、遠くから一撃で叩く。
あなた
創作造術 ”構築術式“ 弓矢 ”赤血操術“
構築術式で創り出した弓矢を構え、矢尻に少量の血液をつける。
ギリッ

パッ

呪霊に向かって矢を放ち、距離を取る。
問題無い。少しずつ削る。
これで祓おうなんて思ってない。
ヤツを削って鈍った所を仕留める。
矢が破壊されてもいいように次の矢を構えながら走る。
あなた
(硝子は…悟がいるから大丈夫かな)
ふと、どこかにいる2人のことを考えた。
まあ、大丈夫だろう。
あなた
(何か違和感がある)
違和感
おかしい…
このレベルの呪霊なら矢をすぐに破壊してくる。
そして頭は回るのに人の言葉を理解していない。理解していてもおかしくないレベルの術式や能力を持っているのに、これまで被害があまりなかったのも気になる。
まるで人為的にここに放たれたような…
そんな感じだ。
それに、矢を避けるだけで私の方に攻撃を仕掛けてこない。さっきまで攻撃をしていたのに…
あなた
(何考えてるんだろうな…?)
あなた
(最終手段として領域展開は考えてるけど術式焼き切れるから嫌なんだよな…)
呪霊(使い回し)
バァ!
あなた
!!
バンッ
設置型の罠…
これにかけるために避け続けたのか?避けるように見せかけて追いかけていた、ということか
でも…
あなた
(この呪霊とは違う残穢…裏に誰かいるな、これは)
そいつはここにはいないだろう。いるのなら設置する必要がない。
逃げ続けるにも面倒な罠がある。
攻撃も防がれる可能性がある。
これは___
あなた
(領域を使わせるように作ってあるな…面白い)
あなた
あーあ…
使いたくなかったんだけど、仕方ないか
あなた
領域展開嚮壁虚造キョウヘキキョゾウ
私の術式は領域内に入ったものの弱点を解析し、弱         点をつく攻撃を創り、それで攻撃をする。簡易領域などでは攻撃は防げるが解析は結界の効果なので防ぐことは出来ない。創られた攻撃は領域展開終了後も使用可能。
あなた
便利だよね、この領域
入れたら勝ち確なんだから…
君如きが生き残れるはずないんだよ
呪霊はしばらく頑張っていたが
グチャッ
と音を立てて祓われた。
これを言うと駄目だが結構グロい。

祓われたので領域を解除する。
すると
五条悟
相変わらずの威力だよね~
僕がいなきゃ硝子死んでたよ?
と、呑気なことを言いながら出てきた。
ついでに殺せばよかった(((ヤメてね?by五条
あなた
悟がいr___
ガクッ
言葉をすべて言い切れずに倒れてしまった。さすがに傷、放置は駄目だったか…
そろそろ時間かな?
あなた
術式、発動する、か、ら手、握って?
左手を2人の前に出す。
2人が握ったことを確認し、術式を発動する。
あなた
創作造術 繰返《ループ》
術式の説明
繰返《ループ》
↳自分と触れている人を対象として自らが指定した時間まで巻き戻す。
記憶はそのまま巻き戻される。(記憶のみを過去に飛ばしているため)
この術式を成立させるためにある”縛り“を結んでいる。
語彙力なくて分かりづらいかもしれません…
分からない所があればコメントください
解説します

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