第27話

# chapter24 可愛さが正義じゃない
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2026/01/06 08:00 更新
ファンシー side


ヴェイル
ヴェイル
貴方まで裏切るんですね_______
モーヴ
モーヴ
_____、__________!


正直、私にとってヴェイルがどうなろうと関係ないと思ってた。


可愛いものがあればそれでいいし、欲を言えば邪竜が消えればいい。


昔は、、、ちっちゃい頃はそんなことを思ってた。


けど、貴方達に出会ってから私変わったんだよ。


邪竜は邪竜でも、優しさがある子がいるのを知った。


魔竜族のプライドを捨て去ってでも邪竜を倒そうとする子がいるのを知った。


邪竜とは無縁だった子が邪竜を倒そうとするのを知った。


可愛いさよりも、もっと素敵なことを知ってる子がいるのに気づいた。


私の憧れは、私であってみんなだ。


みんなみたいになるのが夢だけど、可愛さは捨てたくない。


だから私は考えたよ。


強くなってから可愛くなる道を_________!


ファンシー
ファンシー
モーヴさん?だっけ?
モーヴ
モーヴ
、、、何かありましたか?


ヴェイルと少し言い合いをしていたモーヴはこちらを振り返る。


私は一息ついてから、そのまま感情に乗せて言葉を放つ。


ファンシー
ファンシー
言い合いよりもさ、やる事あるでしょっ、?
ファンシー
ファンシー
〝可愛さ〟を追い求めるより、、、みたいなさ。


私が伝えたいのは、言葉で戦うよりも行動した方が早いということ。


まあ例えはよく分かんないかも知んないけど、


私と違ってヴェイルを分かっている貴方達なら分かる。


だってそうでしょ_________?


ユラカ
ユラカ
、、、リュールとファルシア、モーヴ。
手伝ってッ!!


ユラカはそう呼びかけた。


この4人は、きっと誰よりもヴェイルを知ってるだろうし。


ヴェイル
ヴェイル
、、、お姉様、?なんの真似です、、、?
ヴェイル
ヴェイル
これ魔法具を壊そうとしても無駄ですよ?


ヴェイルは、セピアが創った魔法具に相当自信があった。


ヴェイルの体でニタニタと笑う別の姿が、


私もいつの間にか許せなくなってた。


ユラカ
ユラカ
、、、よろしくね、モーヴ、リュールニコッ
ファルシア
ファルシア
この作戦、貴方達にかかってるからね?w


そうやってユラカとファルシアは笑う。


この笑みは、ただの煽りであって余裕ではない。


相手を煽らせるのが重要だからね~!


モーヴ
モーヴ
、、、失礼します、ヴェイル様_____
神竜リュール
神竜リュール
行きますよっ、、、!


気づくとリュール達はヴェイルの後ろに立っていた。


手には武器を持っていて、振りかざす気なのだろう。


ただ、あのままじゃ壊れなくないっ!?


そんな予想の通り、槍は魔法具に当たって弾き飛ばされた。


ヴェイル
ヴェイル
言ったでしょう?
この魔法具は頑丈ですか________


ファルシア
ファルシア
『魔力付与』ッ、、、!
ユラカ
ユラカ
『魔法具:消去』_______!


ここで私は作戦の全容に気づいた。


気を引いてる間に魔法具を消すつもりだったのだ。


魔法具は光を放って姿が消えていく。


ヴェイル
ヴェイル
あ"あ"ッい"や"あ"あ"あ"ッッ!!!


甲高く、響く声で叫ぶ。


お陰でほかの兵やソンブル、四狗にもバレてしまった。


ただ、ここからは形勢逆転。


絶対、勝てるから_________!!


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