第22話

[スワロウテイル] ほろ酔い誠一 リクエスト
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2025/12/27 13:16 更新
謝罪
イラストが描きたかったんですけど酔い顔が描けなかったため小説にさせて頂きました。
リクエスト主様、申し訳ありません🙇

注意
誠一くんがただひたすらに酔ってます。
ちょいBL?
なんでもいける方向けです。

以上がいける方はどうぞ
カラン、とグラスに氷が当たる音とバー店内に流れるBGMがいい雰囲気を作り出す。
ここはバー"サフラン"。あまり有名ではないが雰囲気の良い店である。そしてここに翠と誠一は談笑しに来ていた。
踏分誠一
お酒美味しいれすねぇ
塔翠
気に入ってもらえて良かったよ
顔を真っ赤にして話す誠一。ズビッと鼻を鳴らしながら回らない舌で話す彼は泣上戸。いつ泣き出すのか、それは誰にも分からない。
踏分誠一
そうそう!この前の話なんれすけど
塔翠
何かあったのかい?
踏分誠一
クリスマスらったので恵美にサンタさんのコスプレをしてもらったんれすよ
塔翠
ほう…それはそれは…
踏分誠一
んで俺と健三で恵美と色々しとったて恵美がクリスマスが〜とかなんか言ったときに
踏分誠一
ピーンポーン!ってなったんれす
塔翠
ふふっ、それで?(話に熱が入ってるな…楽しそうだ)
踏分誠一
それで俺がなんれすか〜っていって受け取ったらそれ恵美宛のやつれしてね、中身ケーキやったんれすよ
と、当時の写真を翠に見せる誠一。
塔翠
おぉ、…これは…
トナカイ姿の誠一、ツリーで明らかにわくわくした姿を見せる健三。そして無理やり着せられたであろうまどかの姿を見て笑いがこみ上げる翠。
が、それを気にせず話続ける誠一。
踏分誠一
んでその後おしゃけ飲んだり食べたりして…楽しかったれす〜!
と頬を緩めにっこにこで言った誠一。
塔翠
そうか、良かったな
踏分誠一
はい!
踏分誠一
あぁ、あと他にも色々話があっれ
回らない舌であーだこーだとまどかや健三を褒めちぎる誠一。お酒をちょびちょび飲みながら笑い、泣きを繰り返す姿を見て翠は愛おしさを感じる。
塔翠
踏分くん
と翠。
踏分誠一
なんれすか?
塔翠
…今夜、俺の家に来ないかい?
踏分誠一
えぇ?!
突然のこのに驚く誠一。翠は優しく笑い何処かへ目線を送ったあと話を続ける。
塔翠
そろそろこのバーも閉店時間だからね、続きは俺の部屋でどうだい?
塔翠
踏分くんが好きそうなお酒もあるしね
えっと、と返事に詰まる誠一の手に触れ恋人繋ぎをし、顔を近づける。あ、う、と言葉にならない声を漏らす誠一を放り
塔翠
行こっか
とお代を置いて立ち去ろうとした。そのときカランとバーの扉が開く音と共に一つの影が店内に入ってくる。
塔翠
…お迎えだね
翠は微笑んでいる。誰に?
恵美まどか
そーだよ、お迎え
お迎えに来たまどかに対して、だ。
踏分誠一
んあ?えみ?
恵美まどか
そー僕だよ、幼馴染の恵美まどか
まどかは乱暴に翠から誠一を取り上げる。まるで自分のものだと言わんばかりに。
塔翠
ふふっ、たまたまかい?
誠一を繋いでいた手を擦りながら翠は問う。その問いにまどかは
恵美まどか
意地悪だね
と少し怒りを込めてそう返した。
帰路、まどかは酔っ払った誠一を事務所まで運びそのままベッドに飛び込んだ。誠一はいびきをかきながらソファで眠っている。
恵美まどか
(たまたまかい?…ねぇ)
意識を手放す前、まどかは翠のセリフを思い出す。たまたま。誠一が居たのは知っている人は少ないバー。たまたま来れるわけがない。それが分かっている上で翠はまどかにたまたま来たのか、と問いたのだ。
恵美まどか
(誠一は魅入られやすい…塔翠だって…)
その先の考えを打ち消すように布団を被る。一度考えてしまえばその思考が止まることはないと分かっているから。
時刻は午前3時24分。愛しい人を視界に入れてまどかは眠りについたのだった。
恵美まどか
(おやすみ誠一)
『大好きだよ』
午前3時24分

0324

3月24日 踏分誠一の誕生日

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