第36話

32.朝食
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2026/07/11 10:00 更新


みんなが揃うまでかかった時間____

約、20分。

もう日は昇りきっていて、窓から差し込む光が眩しい。

ないこ
…ん、準備できたよ〜
ないこ
みんな食べよ

はーい、と返事して手を合わせる。

「いただきます」、と食べ物を口に運ぶ。

いつも通り。

れる
今日もおいしい〜
こえ
あ、れる!!いちごちょーだい!!
れる
えぇぇ…

呑気な会話。

…もうすぐ、いふと初兎を迎えに行く時間。


ほんとにそこにいるかの確証もないし、

いたとしても戻ってきてくれるのかもわからない。

そもそもなんでいなくなったのか、

なにも分からない。

…あいつら、なにしてるんだよ、、

ほとけ
…こわいの?

いつの間にか隣に来ていたほとけにそう言われる。

…心読まれてる??

ないこ
…ちょっとだけ?
ほとけ
うそだぁ〜、こわいくせに
ないこ
うるせうるせ…

…なんか、からかわれてる気がする。

怖いのは事実。

もしいなかったら、

もし会えなかったら、

もし会えても帰ってきてくれなかったら、

…もし、もう会えない存在になってしまっていたら。


そう考えると、

心が痛くなる。

ほとけ
まぁ、大丈夫だと思うよ僕は!
ほとけ
いふくんとしょーちゃんだよ?戻ってくるに決まってるじゃん!
ほとけ
僕ら、ずっと一緒だもん

笑顔で言い切るほとけを見て、安心する。

…そうだ、俺たち、

ずっと一緒、ってよく言ってたな。

かなめ
いむの言う通り、あの二人は戻ってくるよ…、おそらくね
アルケー
信じとけばいいだろ
ネイロ
きっと大丈夫ですよ
ユエル
そーだよ、なにネガティブになってんだよ
れる
そやで!何も心配はいらんねん!
こえ
ないこくんから離れるわけないじゃん、あの二人が、笑

みんなから次々と繰り出される温かい言葉。

朝食を食べるだけだったはずなのに、

なんでこんな泣きそうにならなきゃいけないんだよ…、笑

ないこ
…ごめん、ありがとう
ないこ
そーだよね、俺が信じなきゃね

よし、

頬を叩いて喝を入れる。

ないこ
絶対連れ戻す、帰ってきたら質問攻めしてやる…!!
こえ
怖い怖い笑
ほとけ
二人とも泣いちゃうよ、笑

なんて話をしながら、ご飯を食べて。

支度をして、留守組に見送られながら王宮を出て。

こえしの案内によって、俺たちは俺たちはこえしの母国へと向かった。



















一方その頃。




初兎
…まろちゃん
初兎
ここ…入っていいやつ?
いふ
さぁ…?
いふ
まぁ、大丈夫やろ

静かな場所に、足元と声だけが響く。

…不気味な空間だ。

初兎
…まって、誰かいる
いふ
…逃げたほうがいいか…?
初兎
…僕たちのこと追ってきてない、??
いふ
やばっ…、!

慌てて走り出す、が。

向こうの足はすごくすごく速くて。

初兎
まろちゃ、____

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