第6話

   ♡ 004
2,041
2026/01/25 12:03 更新



hsrb
  ……あなたの下の名前さん? -98  


   ___見間違えじゃない。
   星導くんの頭のうえに記された
   -98という数字を何度も瞬きをしてみたり
   自分の頬を軽く叩いてみたりして


   眠気を飛ばしたけれど
   その数字は姿を変えず
   そのまま星導くんの頭上に佇んでいる。
   


あなた
  ぁ……い、いやなんでもない!  
  そう言えば、今日の宿題終わった?  


   なぜ、なぜこんな美しい人が
   マイナスなんて数字をつけられているのか。

   星導くんと話しながら
   頭のなかではグルグルと謎が渦巻くばかり。


hsrb
  終わりましたけど……、
  もしかして終わってないんですか?  
あなた
  ぐっ………  
hsrb
  わかりやす… 笑    
  良いですよ、これ写させてあげます  


   「  あなたの下の名前さんだけに特別です  」
   なんて綺麗な顔で甘く言う星導くんに
   思わず顔から噴火してしまいそうなのを抑え

   彼の手からノートを受け取る。

あなた
  ありがとう、助かった  
hsrb
  あの先生怒ると怖いですもんね  


   星導くんのノートを写しながら
   横目で彼のことを見る。

   相変わらず、彼の頭にはマイナスの文字。
   どう考えたってプラスだろうに
   この機能、もしかして不良品だろうか。


あなた
  …………  


   もしかして、美しいものほど
   マイナスと表記されるとか?

   ふと、私の頭に、
   そんな一つの可能性が浮かんだ。

あなた
  ……( なーるほどね )  


   随分とこの機能は
   面倒くさいことをするものだ。

   私はその可能性に
   ギュッと心のなかで拳を握り
   ノート写しの作業を進めた。




 



夜明
  天使るしぃ様、🐟️さめ🐟️様 
  えーうさん、ネム様 
夜明
  沢山のスポットライト
  ありがとうございます!  
夜明
  良ければ是非🙌💖  



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