第22話

💜
2,052
2019/07/11 11:44










あなた)おはようございますっ!潤先輩!

松本)…朝からうるせぇよ、










元気な私とは正反対に、

潤先輩は私をにらみつけている。









やっぱこの先輩すごいな、。笑











松本潤。

陸上部の高3で、私の先輩。

専門は私と同じ1500メートルなんだけど、

ハードルも、幅跳びも、高跳びも、

砲丸投げまでできちゃう陸部のエース。

おまけに甘いマスクまでついてるもんだから、

潤先輩と練習しているといつも

女子の熱い視線を感じるんだよね、。










陸部以外の女子は、の話だけど。笑






いざ陸部に入ると潤先輩への評価は

180度変わる。

『何言っても返事もしてくれない』
『強い口調で注意されて辛い』










そう、潤先輩は_____





陸部全員から恐れられた先輩なのだ。

でも私は潤先輩とどうしても仲良くなりたくて

積極的に話しかけるようにしてる。










ま、その度に打ちのめされているわけなのだが…笑







あなた)すいません!うるさかったですか??

松本)んだから、それがうるせぇって言ってんの。

あなた)あ、、すみません(小声)

松本)ちょっとどいてくんない?練習したいんだけど。

あなた)あ、はいぃ!










私はすっと潤先輩の道を開けた。

黙って私の前を通り過ぎる先輩。


































いつになったら、潤先輩と

まともに話せる日が来るのでしょうか…

プリ小説オーディオドラマ