#🍗
あの後、たっつんがパスワードをショートさせてくれたおかげで俺たちは外に出ることができた
今は、あの城のなかに入っていたアニモシティ達が走りながら出てきているのを木の影から見守っている
あれから何秒、何分たったのだろうか
じゃぱぱが木の影から外の様子を見る
じゃぱぱのその声に俺達は反応し、木の裏から表へと立ち上がった
そこには、怪物が通った足跡や、木の枝、石の残骸が残っていた
……ふとじゃぱぱの方に目を向けると、しゃがみながらアニモシティの足跡を深く見つめていた
手を膝に当て、立ち上がりこちらを見た
大成列車、通る道が地面、海の時もあれば空の時もある異世界唯一の夜行列車
俺達は北東にあるその目的地を目指し、足を進めている
じゃぱぱとたっつんはさっきまで真剣に話をしていたのに、なぜかじゃぱぱが話を脱線させたっつんが困っている
がんばれたっつん(
ため息をつき、少し目線を下ろしたところにのあさんの手にたどり着いた
やはり、あざだろうか"あの時"あった紫の模様が手の甲にこびりついている
いきなり、模様が動いたと思えば手が動いていた
俺によく見えるように手の模様をみせてくる
俺はあまりの気まずさに耐えられず、目を逸らす
のあさんが細く目を凝らし、手を見つめる
まるで、自分の話を聞いてもらいたかったようにぽつりぽつりとのあさんは話した
え、
そんなの社会に無知な俺でも知っている、それじゃなくて飲んだって……
俺たちがこう慌ててるのも無理はない
ゲンソウは平安時代に突如として現れた花
美しすぎるため、人々はその花に近づいただけで、倒れてしまうだとか
だが、倒れるのは当然、"死ぬ"と言うこと
名前の通り、最終的には幸せ、悪夢などのゲンソウを見ながら死んでいく
のあさんは目を丸くしたが、すぐに戻って口をひらく
のあさんは、自分の手の毒跡を握りしめ、そう言った
目には、自分が毒の耐性を持っている恐怖よりも、人間への憎しみと嫌悪が宿っているような気がした
え?
のあさんは下を向き、何も喋らなくなった
#🍪
「何その能力ー?気持ち悪っ」
「お前、金ないんだろ?女子だから相手してやるよ」
「パパもママもいなくて、楽しい?」
「あいつ、男とヤってるんだろ?笑」
「不幸ばかりの人生で可哀想!笑」
……そうだ、
私は_____
前を向いた
そうだ、私は言うんだ
今でも覚えてる、これまでにない暖かい声だった
少しの沈黙が続き、ゆあんくんは「なんでもない」と付け加えた
うれしかった
その人達の背を私はひたすら見ていた
その時、突然私の体がこわばり始めた
なんでだろう、この感触
何か、くる
私の声帯からこれまでにない大声が出た瞬間
大地が揺れ始めた
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
いや、あの合計のいいねが100変えたんですよよよよ
本当にみなさんいつもありがとうございます😭😭
あと、次から?なんですけど!
この物語についての裏話をしていこうと思ってます!
まぁ、大正コソコソ噂話みたいな感じです(伝われ
交換宣伝、私や登場人物への質問待ってます!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。