第14話

13、出発
410
2025/12/06 03:14 更新













#🦖
じゃぱぱ
じゃぱぱ
えっ、この切符使えないの!?
夕日が照らす、列車のホーム
「こちらの切符、有効期限が切れていて…再度発行のし直しをお願いします」

やっと着いたと思ったら俺達は絶望のどん底だった
ゆあん
ゆあん
俺らこのくそあちぃなか歩いてきたのに…
のあ
のあ
だってこれっ、有効期間1時間ですよ!?
たっつん
たっつん
短かっ
ん〜…どうしよう…
今から買ったとしても、間に合わないし…
のあ
のあ
…あ!あのベルギアって人がくれた切符使えば!!
のあさんがそう言った時、全員が反対するように一瞬空気が静まり返った
じゃぱぱ
じゃぱぱ
絶対ダメ
たっつん
たっつん
第一、そいつの切符なんか使えないと思う
のあ
のあ
で、でも!使ってみないとわからないじゃないですか!
のあさんはやけくそになったように先ほどの駅員に切符を差し出す
ゆあん
ゆあん
ちょ、のあさん!?
たっつん
たっつん
使える訳ないのに…
俺達は心底せっかちなのあさんに呆れていたが、その駅員からかえってきた答えは相当外だった
なんと、切符を受け取り通してくれたのだ
のあ
のあ
や、やった!!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ええー!?使えんの!?
ゆあん
ゆあん
あのベルギアってやつがそんな俺らの行先を手助けすると思えないんだけど…
のあ
のあ
…もしかしたら、ベルギアさんって優しい人じゃないんですか?
🌈🍑
それはない

















大成列車、テレビでよく見る東京の満員電車みたいな感じだと思ったけど…
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ガラガラだね〜
俺達以外、1人も乗っていなかった
たっつん
たっつん
俺もこんな人おらんとは思ってなかったわ…
ゆあん
ゆあん
まあ、いいじゃん。ゆっくりできて!
ゆあんくんはそう言って電車の両橋にある座席にごろんと寝そべった
俺とたっつんはのあさんに行儀が悪いですよと怒られているゆあんくんの隣に座った


📢(ドアが閉まります。黄色い線の内側までお下がりください
📢(発車します


ゆあん
ゆあん
海の上走ってる…!!
のあ
のあ
すごい…綺麗ですね!
たっつん
たっつん
レールとか錆びんのかなぁ…
列車が走り出し、キャッキャ騒いでるのもいれば黄色頭らしくないことを考えてるやつもいるこの列車内
俺は喋ることがないので、先ほどの駅の方に目を移した
だんだんと小さくなっていく駅を視界に移し、あの島から自分たちが来たと信じれないほどだった




















俺達は、目的が一緒で協力するだけで、ついこの前まで何の面識もない赤の他人同士だった
だからだろう。みんなも、俺自身も段々と口数が減っていき最終的には沈黙で静まり返った
…俺が、なんとかしないといけないのになぁ〜…
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…実は、俺さ怖かったんだよね
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ここに来た時、帰れなかったらどうしよう、親に心配かけるよな、とか
じゃぱぱ
じゃぱぱ
1人だったら、どれも乗り越えれる自信がなくて…(笑
気がつくとみんなはこくこくと相槌をして聞いてくれていた
じゃぱぱ
じゃぱぱ
だけど、よかったよ。皆んなと会えて
じゃぱぱ
じゃぱぱ
1人の時より、断然楽しい
1人でペラペラと本音を話したことに照れを覚えたが、みんなからの返答はすぐにきた
たっつん
たっつん
みんな、同じ気持ちや
のあ
のあ
私も、あの時誰とも会わず1人だったら、絶対に死んでましたしね…
ゆあん
ゆあん
ていうか、じゃぱぱ、怖かったんだ
ゆあん
ゆあん
以外なんだけどww
たっつん
たっつん
ゆあんくん、ほんまに悪魔やな…
みんなの話の中に、また笑いが生まれてきて安心した。
____と、そんなことを話している時、夜空が明るくなっていることに気づいた
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…!!星だ!
空満点に、大量のビーズをばら撒いたように星が散っていた。それはまるで…夜空の虹のようだった
たっつん
たっつん
数日前まで雨だったのになぁ…
ゆあん
ゆあん
久しぶりに見た…
広大な宇宙を見ているようで、今まで乱れていた心が落ち着いていく
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…あ!あの赤い星、めっちゃ綺麗
たっつん
たっつん
あー、あれか!ここ最近よく見よったわ
のあ
のあ
…だとしたらあの星はじゃぱぱさんみたいですね
ゆあん
ゆあん
?なんで?
のあ
のあ
もしあの星が一つだったら何も美しくないでしょう?
のあ
のあ
他の星がいるからこそ、あの星は美しく輝いてると思うんですよね
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…のあさん、ロマンチックなこと言うね
のあ
のあ
まあ女の子ですから
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃあ、俺はここのリーダーにでもなろうかな
じゃぱぱ
じゃぱぱ
条件…海賊になるだったっけ?
ゆあん
ゆあん
…お前、あのベルギアってやつの条件のむんだな
たっつん
たっつん
まあ…今はそれしか方法がないもんな、
じゃぱぱ
じゃぱぱ
大丈夫、俺達なら絶対現世に戻れるよ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
みんなついてきてくれる?
たっつん
たっつん
当たり前や
ゆあん
ゆあん
他人任せにしたくないしね
のあ
のあ
目標は元の世界に帰る!簡単ですよ!

























敵はベルギア


























することは元の世界に帰る扉を見つけること__





















じゃぱぱ
じゃぱぱ
必ず、元の世界に帰るぞ!!


























彼らの瞳には光が宿っており







































彼らの胸には希望が宿っていた











































この夜空をかける列車の中で























4人の歓声があがった。


























































いずれこの異世界、地球をも巻き込む大事件の首謀者になるとも知らずに




































彼らの一世一代の大勝負が始まったのだ_____












































一世一代の大勝負がついに始まる


あとはコインを放り投げるだけ






いっせいのーせの掛け声で出発するからね



泣かずに最後に笑顔見せて


































そうだ旅立つ前に少しだけ




大事なお話をしよう





だってもう会えなくなるから




これで言いっこはなしにしようね





この日を待ちに待っていたんだ





僕の旅が始まる





一世一代の大勝負がついに始まる



あとはコインを放り投げるだけ




いっせのーせの掛け声で出発するからね





泣かずに最後に笑顔見せて





































腹が減っては戦はできぬ




最後の晩餐になるかもね




あぁこうしてればよかったなんて



思わないようにしなきゃね



いずれ勝ち負けはついてしまう




だから僕は行くんだ




一世一代の大勝負がついに始まる




あとはコインを放り投げるだけ




いっせのーせの掛け声で出発するからね




泣かずに最後に笑顔見せて





























そりゃ十中八九の方がいいんだけどね




一か八かでもいいのさ




これからの旅を謳歌できるのかは自分次第









映画で見たようなことが起きるのかも




宴の準備は欠かさずにね




ドラマチックな旅にどうせならしたいのさ




どうか体にはお気をつけて




一世一代の大勝負がついに始まる




あとはコインを放り投げるだけ




いっせいのーせの掛け声で出発するからね




この次はとうとうあなたの番


































たっつん
たっつん
…みんな寝たな
じゃぱぱ
じゃぱぱ
俺も眠い…
たっつん
たっつん
お前…完全に寝ぼけとうな
たっつん
たっつん
寝れば?
じゃぱぱ
じゃぱぱ
…たっつん、
たっつん
たっつん
ん?
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつんは、どうして…





じゃぱぱ
じゃぱぱ
眼帯をしてるの?






初期組編終了



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