⚠️ちょっとグロい…?かもです。
血とか出てくるので苦手な方は気をつけてください😣
hj side
これはまだ、拾われて3週間くらいの時のお話
慣れない平和な日常に
恐る恐る片足突っ込んでる感じで
精神状態もまだ完全には安定していなかった頃
リノヒョンが帰ってくる前にお風呂を済ませておこうと
つい最近お湯の溜め方を教わったから
その通りにして、湯船に浸かる。
暖かいお湯で冷えた体がじんわり溶けていくみたい
ぽけーっとしていたら
ふと、自分の体に目が行く。
こんなところにも、大きな傷があったんだ…
身体中にある傷はもう見慣れたもので
あまり目につかない太ももの裏の傷跡を少し触ってみると、ピリッとした痛みが走る。
痛いのに、どうしても気になってしまって
硬くなった部分を爪で引っ掻いたり
皮膚を摘んで、皮を剥いたり
鋭い痛みが何故か気持ちよくて
どうしても辞めらない
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lk side
家に帰ってきて、ヒョンジナがお風呂に入ってることを確認してからだいぶ経った。
夜ご飯も作り終わったし
どれだけ長いこと入ってるんだろう
少し心配になって、浴室のドアをノックする。
思っていたよりも普通の返事が返ってきて
安心して、少し扉を開いて中を覗いた。
太ももの傷が、抉れて大変なことになってしまっている。
どう見ても痛いだろうに
弄るのを辞めないヒョンジナの手を強く掴んだ。
そんな俺の様子を見て、目を丸くしたヒョンジナは
直ぐに手を引っこめて俯いた。
驚いたような顔が、恐怖に耐えるかのような苦しそうな表情にみるみる変化して
喉を詰まらせながら、ポロポロと涙を流し始める。
申し訳なくて泣いてるんじゃなくて
ただただ、“怒られる”ことが怖くて仕方ないんだ
わかっていたはずなのに、やらかした
パニックになっているヒョンジナを浴槽から抱き上げて
バスタオルで包み込む。
バスタオルの上からギュッと抱きしめて
笑顔を見せると、ヒョンジナの呼吸が少し落ち着いた。
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hj side
怒られたら、謝らなきゃ痛いことされるし
謝っても酷い傷が増えるだけだから
逃げようとして抵抗したのに
気づけばバスタオルで包まれて
暖房の効いたリビングに連れてこられていた。
そっか……そうだ、今はリノヒョンしかいないんだった
パニックで訳わかんなくなってた
上の服と、パンツだけ履かされると
太ももに当たっていたバスタオルに血がついていることに気づいた。
ヒョンがなんで怒ったのかわからない
僕の体の傷なのに、酷くショックを受けたような表情で
太ももの傷を消毒してから、ガーゼを貼ってくれて
怒ってないって言ってるけど
どこか暗い顔してる
そう言うと、リノヒョンは耐えきれないというように
眉をグッと寄せて強く抱きしめられた。
ああ言われたのに、僕はまた傷が気になって
テレビを見ている間に無意識に
脇腹にある傷跡を弄っていた。
痛みを感じる度に、ヒョンの苦しそうな顔が思い浮かんで
でも自分の体なんだから何したって僕の自由だ…って
ちっぽけだった僕は、そんなこと思ってたんだ















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!