第134話

🐰🥟傷①
1,602
2026/01/15 09:00 更新




⚠️ちょっとグロい…?かもです。
血とか出てくるので苦手な方は気をつけてください😣

















hj side








これはまだ、拾われて3週間くらいの時のお話



慣れない平和な日常に
恐る恐る片足突っ込んでる感じで

精神状態もまだ完全には安定していなかった頃



hj
hj
あったかい…


リノヒョンが帰ってくる前にお風呂を済ませておこうと

つい最近お湯の溜め方を教わったから
その通りにして、湯船に浸かる。



暖かいお湯で冷えた体がじんわり溶けていくみたい


hj
hj
……?


ぽけーっとしていたら

ふと、自分の体に目が行く。



こんなところにも、大きな傷があったんだ…


hj
hj
…いたッ……


身体中にある傷はもう見慣れたもので



あまり目につかない太ももの裏の傷跡を少し触ってみると、ピリッとした痛みが走る。



hj
hj
……っ、


痛いのに、どうしても気になってしまって

硬くなった部分を爪で引っ掻いたり
皮膚を摘んで、皮を剥いたり


鋭い痛みが何故か気持ちよくて
どうしても辞めらない













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lk side






家に帰ってきて、ヒョンジナがお風呂に入ってることを確認してからだいぶ経った。

夜ご飯も作り終わったし

どれだけ長いこと入ってるんだろう



少し心配になって、浴室のドアをノックする。




lk
lk
ヒョンジナ?

hj
hj
……ぁ、ん?なに、?


思っていたよりも普通の返事が返ってきて

安心して、少し扉を開いて中を覗いた。



lk
lk
……えっ…なにやってるの!?
hj
hj
ビクッ……?


太ももの傷が、抉れて大変なことになってしまっている。

どう見ても痛いだろうに
弄るのを辞めないヒョンジナの手を強く掴んだ。



lk
lk
辞めろっ、酷くなるだろ!

hj
hj
……ッ !


そんな俺の様子を見て、目を丸くしたヒョンジナは

直ぐに手を引っこめて俯いた。



hj
hj
ご、ごめん…なさ……ぁ、
怒らッ……おこらないで、っ


驚いたような顔が、恐怖に耐えるかのような苦しそうな表情にみるみる変化して

喉を詰まらせながら、ポロポロと涙を流し始める。


lk
lk
ぁ…ごめん、ヒョンジナ……
lk
lk
ごめんね、怒ってないよ…ビックリしたね


申し訳なくて泣いてるんじゃなくて
ただただ、“怒られる”ことが怖くて仕方ないんだ


わかっていたはずなのに、やらかした



hj
hj
ヒクッ …ご、ごめんなさい…ごめんなさ、ぃ……


パニックになっているヒョンジナを浴槽から抱き上げて
バスタオルで包み込む。


lk
lk
謝らなくていいよ、誰も怒ってないし殴ったりしない
lk
lk
こっち見て


バスタオルの上からギュッと抱きしめて

笑顔を見せると、ヒョンジナの呼吸が少し落ち着いた。


hj
hj
はっ……ふ、、りのひょ…
lk
lk
ごめんね、強く言いすぎた












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hj side





怒られたら、謝らなきゃ痛いことされるし
謝っても酷い傷が増えるだけだから


逃げようとして抵抗したのに
気づけばバスタオルで包まれて

暖房の効いたリビングに連れてこられていた。


lk
lk
俺はそんなことしない
lk
lk
安心して、大丈夫だから


そっか……そうだ、今はリノヒョンしかいないんだった


パニックで訳わかんなくなってた


hj
hj
ごめん…なさい、
lk
lk
どう?落ち着いた?
hj
hj
……コクッ

上の服と、パンツだけ履かされると

太ももに当たっていたバスタオルに血がついていることに気づいた。


hj
hj
………
lk
lk
見なくていいよ、血も傷も

ヒョンがなんで怒ったのかわからない

僕の体の傷なのに、酷くショックを受けたような表情で


hj
hj
怒ってる……?
lk
lk
ううん……怒ってない

lk
lk
消毒するから、じっとしててね


太ももの傷を消毒してから、ガーゼを貼ってくれて

怒ってないって言ってるけど
どこか暗い顔してる


lk
lk
もう、こんなことしちゃダメだからね
hj
hj
…どうして?
lk
lk
傷がいつまでも治らないでしょ

hj
hj
傷がなくなっても…僕のこと、大切にしてくれる?


そう言うと、リノヒョンは耐えきれないというように
眉をグッと寄せて強く抱きしめられた。


lk
lk
そんなこと聞いてくんなっ…
lk
lk
当たり前に、何があってもヒョンジナを愛してる
















ああ言われたのに、僕はまた傷が気になって

テレビを見ている間に無意識に
脇腹にある傷跡を弄っていた。



hj
hj
……っ、


痛みを感じる度に、ヒョンの苦しそうな顔が思い浮かんで

でも自分の体なんだから何したって僕の自由だ…って



ちっぽけだった僕は、そんなこと思ってたんだ






















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