何故王様がボクに頭をさげているのか、それはボクにもよくわからない……でも、確かに言えることは
数時間前
今日も今日とて見回りしていると、ボクを慕ってくれている子供達がこっちへ飛び込んでくる。それを少し抑止しながらも話を聞く。それがボクの日課のひとつだ。
まぁ悪い気はしないからいいか、と納得しかけたが別れる寸前に「ちゃんと順番は守らないとダメだよ」と軽く言っておいた。あとはあの子たちの親にお任せしよう。
そしてボクにはもうひとつの日課がある。それは……
国の平穏を守るため、近づいてきた魔物を倒す仕事。っていうか、こっちが本業なんだけどね。
剣を心臓部分に刺すと咆哮をあげながらぴくぴく足掻いて……やがて動かなくなった。
伸びをすると凝っていた骨がポキポキと音をたてる。これが地味にいいんだ、これが。
その後軽い話をして同僚と別れ、我が家に戻ろうとすると……
……そして、冒頭へと至る。
その後王様から話を聞くと、どうやら女王を倒せる証のようなものがボクにしかなかったらしい。通りで頭を下げるわけだ。ボクに断られたら全て終わりなのだから。
王様はさっきよりも頭を床に擦り付け懇願している。その勢いは額から血が出てきそうなくらいだった。
王様がやっと顔を上げると、本当に額から血がたらりと流れていた。
やはりこういうのは調達に限る。王様からたんまりお金も貰ったしね!
アンケート
ミズキは最初なにをする?(〆切 次の更新日)
女王の弱点を探るため図書館へ向かう
23%
女王を倒す為の武器や防具を調達する
15%
その前に一休み、カワイイものを買いに行く
62%
投票数: 39票














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。