「……んっ、」
JK「ん、」
今度はちゃんとしたちゅーした!
ヒョンの唇は、あったかくて、柔らかくて、1秒は短かった。
1秒、余裕でオーバーした。
顔近いッ恥ずかしいッ!
「ぅ、ん、んっ、!?ひょ、んん、っ」
JK「っん、あなた、ちゅーはこうすんの」
そっとヒョンから顔を離そうとしたら、後頭部をヒョンの手でガッチリ固定されて、
ただ唇を押し付けるちゅーじゃなくて、僕の唇を食べるみたいに啄んだり、何回も角度を変えたり、ペロって舐めたりするの。
急にそんなことされたから、息止める準備もしてなかったし、既に息が苦しい。
「っ、はぁ、は、ぁ…、ひょん、っ?」
JK「あなた、舌出して」
「…べ、」
JK「もっと」
「べぇ、」
JK「いいこ、」
「ふぇ、え、んぁっ、!んんっ、ふ、」
思いっきり出した舌を、すくい上げるようにしてヒョンは僕の口の中に入ってきた。
舌を絡ませたり、歯列をなぞったり、口中を撫で回される度に身体が震える。
「っんぅ、ふ、ぁ、!」
JK「は、っん、」
気持ちすぎて逃げてしまう腰を押さえられ、それだけで身体がビクビクしちゃう。
力が入らない手で、ヒョンの服を握りしめる。
息ができなかった苦しさからか、気持ちよすぎたからか分かんないけど、涙で視界が歪む。
密着した身体が、熱い。
JK「あ〜…やばい、」
「はっ、ぁ、ひょん、」
JK「1回だけ、いい?」
いつの間にか隣にいたはずのヒョンは、僕の上に馬乗りになってた。
頭に酸素が回ってなくて、
ヒョンから香る甘いようないい匂いが僕をくらくらさせて、正常な判断ができなくなりそう。
JK「あなたのなか、入りたい」
「ふぇ、え、?」
JK「ね、いい?」
そう言って、服の上から僕のお腹を指でなぞった。
だめ、だめだよ、ジニヒョンに怒られる。
しかも会見前日にこんな、えっちなことしちゃだめ、うん。
ARMYのみなさんも怒るよ、
ARMYがその気になったら、僕一瞬で死にそう。
強そうだもん、偏見だけど…
「だめ、明日って約束した…」
JK「やだ」
「やっ、やだ、?」
JK「うん、シたい」
そう言うヒョンの目はギラギラしてて、目が合ったら最後逸らせない。
僕、押しに弱いからだめだ、
でも、今このまましちゃうのもだめだ、
JK「いーじゃん、1回だけだから、」
「ジニヒョン、怒るし…」
JK「バレなきゃいいの」
「僕、嘘つくの下手だもん…」
ぼ、僕にしては頑張ってる、
まだ折れてない、負けてない
JK「でも、ほら」
「んっ、!?」
JK「あなたのここ、反応してるじゃん」
「やっ、ちが、」
ヒョンは大きくなった僕の先っぽをグリグリしてくる。
や、だめっ、それはずるい、
また快感に流されそうになる。
JK「後ろもぐちゃぐちゃなんじゃないの?」
「っ!」
そう耳元で囁くヒョン。
気づかないようにしてたのに!考えないようにしてたのに!
今まで感じたことの無いような感覚が、確かにあって。
これを口に出したらヒョンに最後までされちゃう気がした。
かといって、今何を言ってこの場を乗り切ればいいのか分からない。
「っばか、ぁ、」
JK「ほんと我慢できない、」
そう言ってヒョンは、手を僕の服の中に忍び込ませた。
あぁ…ここで頑張って止めても、前も後ろもぐちゃぐちゃだから説得力ない。
なにより後ろが疼いて仕方ない。
やっぱり僕は、押しに弱かった。
ごめんなさい、ジニヒョン、
流されちゃう僕を許してください。
HS「じぇいほぉおおおおおおぉおおぉぉおぷ!!」
UN「やぁああああぁあぁあああぁぁあああっ!!」
『っ!!?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!