良規side
朝ごはんを食べ終わって、学校組はバタバタ。
俺は、まさやの用意を手伝う。でも、だんだん出来ることが増えて、そんなに手伝うことも無くなったけどな。今は、ゆっくりと着替えてる。朝は、動きがゆっくりやねんな。
晶哉「きがえれた!」
良規「おー!偉いやん!」
前までは、ボタンを掛け違えたりしててんけどな…今は、それもなくなった。
大美「誠也!健!はよして!」
健「待ってや〜」
誠也「もうすぐ終わる〜」
大美「なんで、昨日に用意しとかんの!?」
大美がプンスカしとるわ笑 大美が元気な日は毎日繰り返される。
敬子「遅刻するよ〜」
大美「ほんまや!先行ってるからね!いってきまーす!」
誠也「あ!待ってー!行ってきます!」
健「誠也!筆箱忘れとる!行ってきます!」
ガチャ
ほんま、慌ただしいな笑
良規「まさやも行くか」
晶哉「うん!」
敬子「良規、まさや、はい弁当。」
良規「ありがと!」
晶哉「ありがと!」
敬子「行ってらっしゃい(*^^*)」
良規「行ってきます!」
晶哉「ばいばーい」
ガチャ
朝は毎日慌ただしいです笑
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。