【@🧡🧞】
アジトに着いて車から下車した瞬間、俺等の鼓膜が爆音に晒された。あ、アカン。耳めっちゃキーン言っとる。半兵衛なんかスッゴイしかめっ面しとるやん。ラウ…お前もか。ちょ、ちょちょちょ!媒介しまいって。ヤル気満々やん…
主様らSnow Manは随一の強さを誇る能力集団なんは知っとる。しかも目の前に居るラウールとその術獸と思念体ー
荒邦・界は桁違いな強さを誇る特殊能力のホルダーいうんも。
獸型から人型に術体を写し、戦闘態勢を取り中に入ろうとした時だった。
宮舘様の怒号と彼の能力の余波が外に漏れてきた。
【@🤍】
界と荒邦に手加減無しと伝令をして、中に入ろうとした時だった
聴き馴染みのある怒号とひんやりと冷気が空気に混じって流れてきた。
するとドアの隙間からピンクの粒子が桜吹雪みたいにヒラッと舞踊ると人の形を形勢し始めた。
佐久間君と帰郷の土産話をしようとしていると、ブンとロビーの液晶ディスプレイが点灯して阿部ちゃんが軽く挨拶したと思ったら俺達に危険を知らせてきた。
ドガーン!と爆音を、轟かせエントランスに転がってきたのは官兵衛と半兵衛の主
めめと康二君だった。にしても二人とも…傷だらけ過ぎない?
二人はぐっと更に力を体に貯めているような仕草を見せると、半兵衛、官兵衛に気付いたようで二人を呼び止めると、めめは瞳を漆黒に康二君はオレンジ色に変えると同時に扉の向こうに凄い速さで戻っていったけど、すぐにエントランスに摘まみ出されていた。
めめや康二君は決して弱い能力者ではないことを知っているし、佐久間君や阿部ちゃんだってそうだ。じゃあ、このドアの先にはどんな奴が居るというのだろう。
そう思いながら恐る恐るドアの向こうを覗こうとした時だった
脱兎の域でエントランスに逃げてきた翔太君とふっかさん。あのさ二人も傷だらけなのは…なぁぜ?なぁぜ?
どうやら舘さまが暴走しているらしい。これまた珍しい事態でまぁ、若干一名聞き慣れない声がしたけど今はそんなことは頭の隅に追いやって暴走しているらしい舘さまを止めに入った。