今思えば、あのときからだったのかもしれない
私達の関係が崩れていったのは
私のヒマリに対する思いが変わったのは
9月30日
みなさんは秋で涼しいイメージかもしれないけど
その日はみんな半袖で、残暑が凄かった
私は今日も、ヒマリと一緒にいた
今ヒマリは突き指をしてしまっているので、できるだけ右手には触れないようにしていた
バレーボール部なのに体育の授業のハンドボールで突き指するとか笑
ヒマリはちょっと冷たいけど、可愛いところもあって、実は彼氏持ち
ちなみに私はソイツが嫌い
放課後、私は掃除当番だったから黙々と掃除をしていた
最近掃除がなかったから忘れていたのかもしれない
その時の私はヒマリが昇降口で待っていると信じて疑わなかった
3階の廊下の窓からは正門が見えるのだけど
正門から出ていくユラの姿が見えた
てっきりヒマリやシヅキも一緒にいるのかと思った
と思ったらユラが学校方向へ戻っていく
そしたらヒマリとシヅキがいて、3人で帰っていた
そしてすぐにヒマリたちの方へ向かった
ポジティブ思考だったはずだけど、密かに
「なんで待ってくれなかったの?」
と思っていた
そこからはヒマリたちの5m後ろを追いかけるように歩いていた
私のほうが歩くのが早いからどんどん距離は縮まっている
途中の横断歩道でようやく追いついた
といっても渡ったあとすぐシヅキとは別れちゃうけど
笑ってはいたけど、ちょっと傷ついた
長い付き合いなのに、なんでわざわざ待っといてって言わないといけないのか、疑問だった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。