あれから何年かたち、もう中学3年生だ
クラスのみんなはパワーを使いながら大声でそう言った
出久と私を除いて
私は過去に色々とあり爆弾というここで言う個性を手に入れた
この事は義母さんにも兄さんにも言っていない
兄さんはそう言うとさっきとは打って変わってクラスの皆が兄さんに怒り始めた
これは自業自得だろう
まぁ、そういうところが兄さんのいい所なのかもしれないが…
でも兄さんの志望高は雄英高校だ
それなりに頭はいい
先生もみんなの前で勝己の志望高を言うとある人が嫌そうな顔をした
私がそう言うと出久は少し頬を赤く染めて鬱蒸せた
彼は私の隣の席だし、幼馴染という事もあり仲がいい
だからか知らないが彼の仕草などは分かりやすく感じるのだ
先生の言葉で先程まで真っ赤に染めていた顔も段々と青白くなっていく
一方兄さんの方は、名を刻むやらオールマイトを超えるやらと宣言していたが先生の言葉で固まる
私は出久と兄さんの行動に面白く感じた
周りの人も1度固まるがすぐさま笑いと化した
それはしょうがない事なのだ
だって彼は、出久は、“無個性”なんだから















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。