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第1話

出会い
35
2026/01/07 02:35 更新
 俺には、それはそれは可愛い"彼女"が居る。そんな"彼女"との出会いは中学生の時だった。俺は中学校からは電車で通っていた。近くの男友達3人くらいとよくつるみ、登下校していた。
田中忠司
なあ山田、鈴木。学校終わったら何処行く?
鈴木昭
まだ学校着いてもねぇだろ。
鈴木昭
なぁ?一郎。
山田一郎
、、、、、、、お?あぁ。そうだぞ田中。
田中忠司
山田まで〜。
鈴木昭
どうした一郎。上の空だぞ。
山田一郎
いや、まぁ、ちょっとな。
田中忠司
腹でも痛いのか?
鈴木昭
お前はちょっと黙ってろ。
鈴木昭
もしかして一郎、あそこに居る子の事みてた?そりゃ話しかけて悪かったな。
山田一郎
馬鹿!そんなんじゃねーよ!
鈴木昭
急に大声出すなよ。ここ電車だぞ。
山田一郎
すまん。つい、、、
田中忠司
まあ、確かにあの子可愛いよなー。何中学だろ?
山田一郎
多分隣の沢田中学校じゃねえかな?
鈴木昭
沢田ってあの?県内1番の学力の?無理無理、一郎には家ニ軒付けても釣り合わない。
山田一郎
んなこたぁ分かってるよ。分かってるけどもだな、、、
田中忠司
叶わぬ恋ってやつかぁ。いいねぇ。青春だねぇ。
山田一郎
馬鹿言ってんじゃねぇよ。
鈴木昭
おい。お前ら次で降りるぞ。
毎日毎日通学の時に見かけるその子に、いつしか恋をする様になっていた。そして俺は、沢田中学校の前で出待ちすることにした。
山田一郎
(あー、めっちゃ見られてる、、、くるんじゃなかった。あの子に会えなかったらどうしよ、、、)
そんな事を思っていた。その時だった。
山田一郎
(あ、、、あの長い黒髪、白い肌、華奢な身体、、、間違いない。あの子だ。)
山田一郎
あ、、、あの、すみません!そこの方
櫻田乃亜
はい。何でしょう、、、
山田一郎
と、突然呼び止めてすみません。俺、隣の中学校の山田一郎って言います。落とし物を電車でされてたので、、、と、届けにきました。
そう。運良く彼女は電車の中に忘れ物をしていたのだ。最も、すぐ駅員に届けるべきだったが、これであの子と話せるなら、、、そう思い届けにくる事に決めた。
櫻田乃亜
あ!ありがとうございます!これ今日一日探してたんですよ!見つかってよかったぁ。
山田一郎
それは良かったです。
櫻田乃亜
あの、、、お礼も兼ねてこの後カフェにでもどうですか?
山田一郎
(キタキタ!確定ルート!このまま押し込む!)
山田一郎
いえいえ申し訳ないですよ。
櫻田乃亜
そう言わずに。こうして会ったのも何かの縁ですし。
山田一郎
ではお言葉に甘えて、、、
櫻田乃亜
じゃあ行きましょ!美味しいパンケーキのあるカフェ知ってるんです!
櫻田乃亜
あ、名前言ってませんでしたね!私、櫻田乃亜って言います!よろしくお願いします!
山田一郎
山田一郎です。こちらこそよろしくお願いします。
その後はトントン拍子だった。次会う日を決めて、初デートにいって、何回かデートに行って、、、そんな時だった。
櫻田乃亜
ねぇ、一郎くん。私の事好き?
山田一郎
急にどうした?
山田一郎
私は一郎くんのこと好きだよ。
山田一郎
それって、、、
櫻田乃亜
そう。告白だよ。でも一つ、付き合うなら聞かなきゃいけない事があるんだ、、、
山田一郎
俺も好きだよ。だから俺も付き合いたい。で、聞かなきゃいけない事って、、、何?
櫻田乃亜
実はね、、、

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