第7話

五話
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2025/07/01 02:00 更新

 思い出すだけで辛くなる。しんどい。


 そのあと、中学に上がった時に、近所の人に言われた。

 「あそこの施設、かなめくんより小さい子供達がいるよ」

 行ってみたらいろんな子がいた。

 俺は物事を覚えるのが早かったから、1人で暮らせていたけれど、施設にもこんなにいたんだな。

 そしたら施設の人に、誰か預かってくれないか、

 人数が多くて大変だから、と

 そこで出会ったのが5人。

 気が強いけど、やる時は頼りになる、アルケー

 ツンデレだけど期限は人一倍厳しい、れむ

 天然で料理までできる優しいしゃるろ

 関西弁で周りの子と笑顔で話すことが好きなうるみや

 末っ子で何事にも頑張ろうとして挑戦する、しの


 …最初は仲が良かった。けど、いつのまにか今の形になってた。

 ……きっと嫌われたんだよね、俺が。

 反抗期になってアルケーに言われた、「詐欺師」。

 俺は嘘つきってことだろうな。知ってる。

 俺、素直に自分の気持ち言うこと、苦手なの。

 だから「詐欺師」。

 実際そうだし、否定する気はない。

 ………でも、無視されるのは辛いよっ…。

💚
ん…………
賽🩷(先生)
…起きた?
💚
あれっ、俺……
賽🩷(先生)
泣き疲れて寝ちゃってたよ。だいぶうなされてたけど。…大丈夫?
💚
…昔の夢、見ちゃって
賽🩷(先生)
…大丈夫。辛くなったら授業中関係なしに保健室においで。話は聞くから(ナデナデ
💚
…ありがとう、ございます…
賽🩷(先生)
ほら、もう19時だよ。車で送るから帰りな
💚
えっ、いや、家近いから大丈夫ですよ!歩いて帰ります
賽🩷(先生)
もう外、真っ暗だよ。俺が心配だから素直に乗ってきな
💚
でもっ…
賽🩷(先生)
大丈夫。かなめが素直に話すの苦手って知ってるから
💚
………!

 なんでそれをっ……
賽🩷(先生)
……ほら、そろそろ本格的にやばいよ。帰ろ
💚
……はいっ



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