思い出すだけで辛くなる。しんどい。
そのあと、中学に上がった時に、近所の人に言われた。
「あそこの施設、かなめくんより小さい子供達がいるよ」
行ってみたらいろんな子がいた。
俺は物事を覚えるのが早かったから、1人で暮らせていたけれど、施設にもこんなにいたんだな。
そしたら施設の人に、誰か預かってくれないか、
人数が多くて大変だから、と
そこで出会ったのが5人。
気が強いけど、やる時は頼りになる、アルケー
ツンデレだけど期限は人一倍厳しい、れむ
天然で料理までできる優しいしゃるろ
関西弁で周りの子と笑顔で話すことが好きなうるみや
末っ子で何事にも頑張ろうとして挑戦する、しの
…最初は仲が良かった。けど、いつのまにか今の形になってた。
……きっと嫌われたんだよね、俺が。
反抗期になってアルケーに言われた、「詐欺師」。
俺は嘘つきってことだろうな。知ってる。
俺、素直に自分の気持ち言うこと、苦手なの。
だから「詐欺師」。
実際そうだし、否定する気はない。
………でも、無視されるのは辛いよっ…。
なんでそれをっ……












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。