第11話

10.
794
2024/07/06 04:22
i.
へふ……
i.
まろもうむり……
n.
んーまぁ、疲れたよね〜
在宅ワークということで様々な新作の案を考えてた俺たち
i.
思いつかないにょぉーん
l.
にょぉーん!!!
ぎゅっ
i.
わっ……!
n.
ん!りうらくん!
i.
……ん?
i.
りうらくん、何持ってるの?
l.
これ!!!
i.
んぉ……
n.
え、あ……
りうらくんの手に握られているもの……
丸い物体とリモコンが繋がったやつ……
ろーたー…だった……
n.
ど、どこから持ってきたの……?
l.
あそこ!!!
そう言ってりうらくんが指をさした先には……
俺らの試作品がいっぱい詰められた大きなクローゼットだ
うぅ……やっぱり置き場変えた方がいいのか……
n.
そ、そっかぁ……
l.
ねぇーこれなににつかうのー?
l.
へんなかたちのやつー!
i.
ん、お、俺は知らんなぁー……?
i.
ふははは……ぁ
l.
んー……じゃあないこおにーちゃん!
l.
これ!なににつかうのー?
n.
えっ、あぁ…それは……
まろ絶対許さないまろ絶対許さないまろ絶対許さないまろ絶対許さない絶対に許さない……
i.
……ひぇ
l.
おしえてぇ?
まろに無言で圧をかける俺にちょこんと首を傾げながら聞いてくるりうらくん……
n.
え、えーっと、、
りうらくんにじっと見つめられて思わず目をそらす……と、視界に何かが入ってきた
l.
……?
ネオンピンクでぬるぬるの個体

その個体は床を這うようにしてこちらへやってくる……
蛇を太くした感じの……
にゅるっ……
n.
あっ……
i.
ましゅまろ
読んでくれてありがとうございます!
ましゅまろ
おつましゅー!!!

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