僕__コンアは昔の事を夜風に当たりながら思い出した。
あの時も、確かこんな風に3人で夜風に当たってたな…。
…最初は、普通に暮らしてた。
けれど、ある日を境目に、僕達の日常は奪われた__。
パキパキパキパキバリバリバリピシパキパキパキパキ…
ドッッッッカン!!!!!
僕達が成人したあの日、突然晴れていた空から雷が僕達2人に直撃した。
そして、僕達は住んでる村の神様の【器】というものになったらしい。
【器】になれるのは一人だけだが、
きっと今回は近くにいたからとちらかが巻き沿いを食らったと言われた。
そのせいで、仲の良い姉妹と言われていた僕とコハクは離れてしまった。
どちらかが本物だが、本物かどうか分からなかっ時。
村の人からこう言われた。
…と。
村の人はまだ幼く、髪の色が違う僕達を怖がった。
初め、他の人は説明したが、「化け物」と言うひとは次第に増えていった。
そしてとうとう。
僕達が「化け物」だと扱ってきた。
離れていた僕達は、死刑台で久しぶりに出会う。
こんなところで会いたくなかったな……
そう思っていると、突然血飛沫が上がる。
僕達2人の物じゃない。
……村の人の物だ。
「僕の」と言ってることから、【神様】だと分かった。
村の人は一人を除いてどんどん血飛沫を上げ、倒れていく。
恐ろしくも、怖くもなかった。
僕達は、顔に幸せの笑みを浮かべていた。
そう言って指差したのは、化け物だと1番初めに言って、何故か一人残っていた人だった。
…これはあとから聞いた話だが、
そいつが…そいつが僕達を処刑するよう言いだしたらしい。
つまりは、そいつのせいで人生がめちゃくちゃになった。
そうニカッと作った笑みを浮かべて何処かへ行こうとする【神様】。
僕は何故か、その神様を引き止めた。
そして、提案した。
そう僕は言って、人が倒れている中、生き延びている猫を指さした。
そう神様は言うと、猫に近づき、体が消えていった。
これが【憑依】だ。
そして、【神様】は猫の姿で喋り始めた。
そう言って、手を出した。
3人…2人と1匹が、握手のように手を重ねる。
そして初めてポケモンをつかまえて、しれた時。
真っ暗な中、2人と1匹で寄り添った時…
夜風に当たっていたな………。
にしてもその後、シオンは猫又になって人に変われるし、今じゃコハクも博士と同等の知識を持っている。
僕は昔から何も変わってない。
時間がどんどん過ぎてくだけ。
ポケモンに好かれるだけで、何も出来ない。
……お荷物だな。
2人共凄い覚え方だな………
僕は、昔から変わらない。
けれど、今…今、変わるべき。
今、言うべき。
いつか、じゃなくて……今。
そう、大丈夫、言うんだ………
"グループを作ろう"、って─────・・・・・・
next…。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。