第24話

本当に………
16,047
2021/01/09 03:24
私が走って学校を出ると、 前にかっちゃん達が見えた。

切島くんとかと一緒に帰ってる。



あなた 「…ハァハァ……ッ……かっちゃん!!」


走りながらだからまともに言えない。


それでも聞こえたのか、かっちゃんは振り向いてくれた。

気づいてくれた…………!!



切島 「あ!あなたじゃん!」


上鳴 「そんなに走って大丈夫?」


あなた 「ハァハァ………うん!大丈夫!」


元気だよ、という風に私は笑ってみせる。



瀬呂 「そりゃ良かった!皆、心配してたんだぜ! 特に俺の隣のこいつはな!!」


切島 「そうだぜぇ‼ こいつ今日ずっとあなたに付きっきりだったもんな!」



切島くんはニヤニヤしながら肘でかっちゃんをつつく。



え、それって…………………




私の考えた事に気づいたのか、かっちゃんは



爆豪 「……………お前ら先帰ってろ。」


切島 「はーーい!!てことで、帰ろうぜ!」


上鳴 「そだな!頑張れよ!爆豪!」


瀬呂 「応援してるぜ!」


そう言って三人は帰っていった。








あなた 「…………かっちゃん、、」


爆豪 「俺がしたかった事だからお前のせいじゃねぇ。ずっと付きっきりだった事だろ?」


あなた 「うん。ほんとごめん…。」



かっちゃんは苛ついたのか大声で


爆豪 「……ッッだから!!おめぇのせいじゃねぇって!………お前が心配だったから俺がそうしただけだッ!!」



3人 「フォォォォォォォォォォォ!!!」


前の方から切島くん達かな。

叫んでるのが聞こえる。



爆豪 「……………だから謝んな。」


あなた 「………うん。………ありがとね。ずっといてくれて、今は元気だから。」


爆豪 「あぁ。」



かっちゃんは、私に背を向けて



爆豪 「帰んぞ。」


あなた 「………うん!!」



私はかっちゃんの隣に行き、そのまま寮に帰った。





夕日のせいか、かっちゃんの顔が少し赤く見えた ──────








あなた 「じゃあ、ばいばい。」

爆豪 「ん。」



寮に着き私達はお互いの部屋に戻った。






今日は色々あったな…………。

ちゃんと先生の話聞けなかったけど、私6位だったんだ……。


まあ良い方なのかな。



デク君には勝ったし!


それだけでも良しとしよう!



あ………ご飯食べなきゃ。

前買ったコンビニ弁当食べよっと!!





そう考えていると、




ピコン



お茶子ちゃんから、着信が来た。
お茶子
あなたちゃん!女子みんなで一緒にご飯食べるみたいな話になったんやけど良いかな?
共同スペースで!!
うわぁぁ!皆でご飯!! 楽しそう!
あなた
良いよ!今から行くね!
お茶子
(*´∀`)b
持っていくのは弁当と飲み物だけでいいよね!

楽しみだなぁ…。






私はうきうきしながら共同スペースに向かった。



-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-
作者
作者
皆さんこの頃更新できなくてごめんなさい💦
学生には通らなければならない定期テストというものがあったので書けませんでしたぁ🙏

あ、それでもストーリーの流れはテスト勉強中にノートにまとめたのでこれから頑張ります!! ))ナニシテンダ

プリ小説オーディオドラマ