第3話

# 2
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2025/12/11 10:23 更新






  冬馬くんと別れたあと、

  私たちは近くの公園まで走った。



  公園では暗闇の中で虫が鳴いている。






you .
 ゆあんくっ 
you .
 ねぇ、 

ya
 ん?疲れた? 
you .
 違うよ、 
ya
 違うなら、何? 
you .
 冬馬くんに、あんな言い方しなくて 
 もよかったじゃん!





  それに、 





you .
 私はもう君のじゃないでしょ? 



ya
 は? 






        酷く、鋭い声。
  

  予想もしていなかった返答に、声が出ない。

  ただ “ 怖い“ としか思えなかった。




ya
 あなたは俺のでしょ 
ya
 何言ってんの? 





  彼が何を言っているのか理解できない。


  
ya
 ねぇ、あなた 
ya
 どういうこと? 



  彼が私の方に歩み寄ってきて、
  私の腕を掴んだ。




  咄嗟に、その掴んだ手を払いのけてしまった。


ya
 本当に、さっきからどうしたの 
ya
 あなたは俺のでしょ? 
ya
 俺のこと好きなんでしょ? 






          怖い。


  “逃げなきゃ“ と頭では分かっているのに、
      体が震えて動かない。



  ただただ、彼を見つめる事しかできない。




ya
 なんか言ったら? 
you .
 っ、 




  じりじりと詰め寄ってくる彼。


  勝手に足が後ろへ下がる。


ya
 なんで逃げるの、 




  彼が深いため息をついた。


  彼の一つ一つの動きに身を構えてしまう。



ya
 あなたはさ、俺のこと 




ya
 どう思ってるの? 









  私は、彼のことが好きだった。


  でも、今は違う。


you .
 私は、 





  彼の求めている答えがなんなのかは
  分からない。

  
you .
 君のことは、もう、 
you .
 好きじゃ、な 





  最後まで言い切る前に、止まった。


  いや、厳密には止められた。



ya
 .....だめ、 
ya
 それ以上、言わないで、 




  彼の細い指に、口を塞がれた。


  
you .
 ん、 

  


  ぱっと、私の口を塞いでいた手を離した。

  






ya
 あなたはさ、 
ya
 また、俺のところに戻るのはどう? 
you .
 えっ、いや、、 




  “俺のところに戻る“

  つまり、また恋人になる、ということだ。


  
ya
 俺はさ、今でもあなたのこと好き 
ya
 だから、いいよね? 







  ぐいっと私の腕を引っ張り、

  さっき通った道とは反対に歩き出した。













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