あなたの手の中にはデカデカとしたハンマーが握られている
ハンマーの横には1トンという記号が記されており。
リリアンが勢いよく握りしめ叫ぶ
そう言いハンマーを握りしめ、足に力を入れる
おじちゃんは両腕でガードするように構えた
体を出来る限り縮こませ、腕に力を入れる
だが、何故だろうか、
一向に攻撃が来ない
来る気配がない
少し半目で目を開ける
そして目の前には
自分でデカく作りすぎたのか、
自分のハンマーを持ち上がってすらないあなたが
ハンマーを持ち上げようと苦戦していた
頭をポリポリとかき
俺は…重要な事を思い出してしまった…
俺の能力は一度出した水分を体の中にもう一度、納めることは出来ない。
いわゆる俺等の汗とか涙みたいなやつな
だから、勿論のことだがもう一個でも同じハンマーを作ろうとすると
確実に俺は脱水症状を起こして
倒れる
永遠のサヨナラとして片足をゆっくりと優しく撫でる
だが、そんなことは奇術師さんが許さない
ほら、ハンマーより刀の方が小さいし
と奇術師さんが教えてくれた
何か遠回しにアホって言われた気が…
(君にはねぇ期待してるんだからぁ)
奇術師さんが俺の体を足の先から頭の髪まで見てるいようで、吐き気が出たような気がした。
でも本当にやばい…
本気でしないとやられるんだよなぁ…
どうする?刀か?でもなぁ…
刀とかの奴でも最低3個くらいしか作れなさそうなんだよなぁ…
閃いた!と言う顔をしたあなた
先程考え込んでいた顔とは全く違い
完全に武器を決めたような顔をしていた
(先程は少々焦ったが…アヤツはまだ子供…少しだけ力を抜いとくか)
妖刀という刀を握りしめあなたの方へ向かい
刀を振りかざした
その刀は一寸の揺れもなくただ一直線に俺の脳天をかち割ろうとする
するとスパン!と切れる音が流れず別の音が鳴り響いた
ボギッ!!!!
言われるまでもない、目の前の刀が折れたのだった
妖刀と言われている、刀の中でも一級品の物が、
容易く折れてしまった
急ぎであなた方を振り向く
あなたが生み出したもの、
それは、バットのような形だが、バットにしては太く、周りには沢山のトゲが生えている。
あれは…
そう皆様おなじみの鬼が持っている金棒があなたの手元に握られていたのだ
そして、目の前には先程ドヤ顔していたあなたの顔が歪み
この世の終わりかという顔をして
デカく高い金切り声を上げた
コメントくださだぁぁい!!
必ず返信するので、お願いしますぅ!!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。