第16話

その手があったか…
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2025/12/25 05:12 更新


あなたの手の中にはデカデカとしたハンマーが握られている


ハンマーの横には1トンという記号が記されており。

リリアンが勢いよく握りしめ叫ぶ
You
っふ!これでお前は詰みだぁー!!



そう言いハンマーを握りしめ、足に力を入れる



「」
(ダメだっ!あんなもの、私に当てれば…)
「」
(死ぬっ!!)





おじちゃんは両腕でガードするように構えた


体を出来る限り縮こませ、腕に力を入れる


だが、何故だろうか、

一向に攻撃が来ない



来る気配がない


少し半目で目を開ける


そして目の前には
You
ふんっぐぅぐぎぎぃ!ふんっ!!



自分でデカく作りすぎたのか、 
 
自分のハンマーを持ち上がってすらないあなたが


ハンマーを持ち上げようと苦戦していた
You
あれ〜?おかしいぞ?
そんなにデカくしてたか?
You
そんな重くした覚えもないだがな…


頭をポリポリとかき


俺は…重要な事を思い出してしまった…


You
やっべぇ!!
俺の体内の水分もとに戻んねぇんじゃん!!



俺の能力は一度出した水分を体の中にもう一度、納めることは出来ない。

いわゆる俺等の汗とか涙みたいなやつな


だから、勿論のことだがもう一個でも同じハンマーを作ろうとすると

確実に俺は脱水症状を起こして

倒れる
You
終わったぁ…俺…
さようなら俺の片足


永遠のサヨナラとして片足をゆっくりと優しく撫でる


だが、そんなことは奇術師さんが許さない
ヒソカ
ちょっとちょっと〜♢諦めるのはやくない?♤
ヒソカ
っというかなんでハンマーなの?♡
普通は刀でしょ?♤



ほら、ハンマーより刀の方が小さいし


と奇術師さんが教えてくれた

You
あぁー!!!その手があったか…!
ヒソカ
ん〜☆君って案外おバカだねぇ…



何か遠回しにアホって言われた気が…
ヒソカ
遠回しに言ってないけどね?♡
ヒソカ
あと♡
僕の足もかかってるからちゃんとやってもらわなくちゃ♢
ヒソカ
そんなすぐ諦められちゃ困るからね?



(君にはねぇ期待してるんだからぁ)


奇術師さんが俺の体を足の先から頭の髪まで見てるいようで、吐き気が出たような気がした。


You
…(やっぱりダメだこいつ)←諦めた



でも本当にやばい…

本気でしないとやられるんだよなぁ…


どうする?刀か?でもなぁ…

刀とかの奴でも最低3個くらいしか作れなさそうなんだよなぁ…

You
あっ!



閃いた!と言う顔をしたあなた


先程考え込んでいた顔とは全く違い

完全に武器を決めたような顔をしていた
You
よっしゃぁ!あれだ!あれなら出来るぞ!
「」


(先程は少々焦ったが…アヤツはまだ子供…少しだけ力を抜いとくか)
「」
ゆくぞ!



妖刀という刀を握りしめあなたの方へ向かい

刀を振りかざした 


その刀は一寸の揺れもなくただ一直線に俺の脳天をかち割ろうとする


するとスパン!と切れる音が流れず別の音が鳴り響いた







         ボギッ!!!!



「」
っ!


言われるまでもない、目の前の刀が折れたのだった


妖刀と言われている、刀の中でも一級品の物が、


容易く折れてしまった



急ぎであなた方を振り向く



あなたが生み出したもの、
それは、バットのような形だが、バットにしては太く、周りには沢山のトゲが生えている。


あれは…

「」
(金棒?!)



そう皆様おなじみの鬼が持っている金棒があなたの手元に握られていたのだ


そして、目の前には先程ドヤ顔していたあなたの顔が歪み



You
ギィィヤャァァァァァァッッ!!!!!
この世の終わりかという顔をして

デカく高い金切り声を上げた



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