東兄弟とLINEを繋いで1週間、言ちゃん問ちゃん呼びも慣れてきた
最近では言ちゃんと話すことも多くなったし、最近は学校に通うのも悪くない気がしてきた
だが
眠いのを我慢して登校する日々には不満が残り続ける…
教室に入ると、珍しく言ちゃんが私より前に席に着いていた!
いつもは私より全然遅いのに!
そう言って顔をくしゃっとして笑う
私は言ちゃんのこの笑顔をみると、ついつられて笑ってしまう
一体なぜなのだろうな?
つまり大人数?
つまり先生、はたまたグループメンバーに監視される?
つまり……
うう…地獄である…
なぜ…先生の鬼ぃ…
男女同士で作業…そういうのがみんなは好きなのか…
男女同士でなにか作業をする…監視されながら
そんな地獄みたいな授業、よく楽しめるものだ
もしかして…!みんな寝たくないのであるか…?!?!
休み時間も夏ちゃんといるか昼寝してばっかりで全然仲のいい人がいないのだ…
どうしようぅ…
自分で言ってむなしいけど!!
夏ちゃんも不思議なことをするものだな
私のことを言ちゃんに教えるなんて
耳に響く…いつか鼓膜破れちゃうのだ…
聞き間違いでもしたのだろうか?
意外だなぁ、言ちゃんも間違えるのだな
まぁ人間だしそりゃそうか
今日はうるさすぎデーなのだな…そうなのだろう神様…
私が何をしたっていうのだ…
……こんなミラクルある?
えぇ…私そんなモテてたっけ…?
何その顔?!
なんか可哀そうな子犬みたいな顔して問ちゃんが手握ってきたんだけど?!
そう言って問ちゃんは超特急で走っていった
やっぱり東兄弟は侮れないな
やっぱり二人は仲がいいのだな…
しかしそれが気まずい…やはり私はお邪魔虫だったか…
察してさっさと抜ければよかったのだ!!
双子だったら絶対二人だけで作業したほうがいいだろうし…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。