第11話

嫉妬
398
2025/05/06 08:46 更新
言視点


なにあれ、なんであなたの名字さんと問ちゃんがイチャイチャしてるわけ?

しかもあなたの名字さんに好きとか言わせて、クイズだったとしても許せない

あなたの名字さんもなんでいちいち反応するの?

自分の頭の中が、怒りと悲しみが混ざったような、変な感情でいっぱいになる


そのせいでクイズ後半は全然集中できなくて、圧敗してしまった
東言
何なの…この気持ち…



僕がぽつりとつぶやくと、彼女(あなたの名字さん)が不思議そうに振り向いてきた
あなた
言ちゃん、どうかした?



彼女の上目遣いに思わず胸がドキッとした

…え…なに、この気持ち

不意に、彼女がとても可愛いように思えてきた

もちろん今までも思っていた。

けど、この感情はいつもと違う。


僕の気も知らないで、彼女は言葉を続けた
あなた
あのクイズの後から、言ちゃん全然クイズ解けてなかったけど、どうしたのだ?
あなた
まさか、具合でも悪い?!そういえば先刻(さっき)から顔が少し赤い気も…
東言
えぇ、僕、顔赤い?
あなた
ちょっと赤い気がする…気もするのだ
東問
一緒に保健室行く?
東言
だ、大丈夫
あなた
本当に?


ううっそんな目で見ないでほしい

あなたの名字さんの顔を見ると、なぜかドキドキしちゃう

なんでこんなにドキドキするんだろうか
あなた
じゃあ今日はクイズ誘ってくれてありがとうなのだ!
あなた
とっても楽しかったのだ!
東言
ん、僕も楽しかったし全然大丈夫だよ
あなた
問ちゃんも問題読みありがと!わかりやすかったのだ!
東問
どういたしまして!(ニコッ)
あなた
じゃあまた明日ー!
東問
じゃあね~!
東言
(手を振る)
東問
…あのさ、言ちゃん
東言
どしたの問ちゃん
東問
僕…気づいたんだけど
東言
?うん
東問
僕ね…
東問
あなたの下の名前ちゃんのこと好きかも

プリ小説オーディオドラマ