マイキーside
俺が打った。
その事実があまりにも残酷で俺は信じられなかった。
竜胆が近くの病院に運んだ時も俺はずっと放心状態で何も出来なかった。
あいつが言ったあの言葉がグルグルと頭を駆け巡る。
あなた「私がいてもいなくても、未来は変わらない」
そんな事ないのに。
俺があいつにそう思わせてしまっていた。
俺はあいつにどれだけ助けられたか…
あいつが起きなかったら、
俺はどうすればいい。
竜胆「…マイキー」
竜胆「ちょっといいか」
いきなり竜胆に声をかけられ何を言うかと思えば
竜胆「マイキーは、あなたの事どう思ってる。」
あいつの事だった。
マイキー「それを聞いて何になる、」
竜胆「俺は、あなたが"好き"だ。12年前から」
マイキー「…俺には関係ない」
竜胆「…そうかよ、」
それだけ言って竜胆はどこかへ行ってしまった。
竜胆「…あなたには、マイキーしかいねぇんだよ、」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。