私たちはその後、用意されていた布団を敷き、眠った。
早朝、
朱い本
.
『うぁっ!!』
『ねぇ、僕...』『困ってる...やめようよ...』『静かにしろ!!』
『やだ...』『抑えてよ!!!!!!!』
『3年前みたいになりたいんですか!?』
『...お、れ...』
バンッ
『...感謝する、____。』
『ねぇ...助けて...わっくん...』ビビビビビ...
『あっ...クッッ...』『たすけて...』
あいつは朱い本を持って逃げていった。
いつものフシギな物を投げて。
.side
『本当だ。』
『だろうな』
『あぁ。』
『今回もそうなるだろうな』
あなたside
この時、裏切り者はいたのかな


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!