夢から覚めた朝
私はいつもより少しぼーっとしたまま学校に来ていた
授業中も、休み時間も
気づくと、あの夢のことばかり考えてしまう
止まった遊園地
そして____
突然、目の前で手を振られる
びっくりして顔を上げると、
そう言って笑っている人がいた
少し呆れた顔で言う
ボムギュは私の顔をじっと見た
私は少し迷う
こんな話、信じてもらえるかな
夢で、知らない男の子に会ってるなんて
でも____
私は小さく息を吸う
ボムギュは驚いた顔もせず、ただ静かに聞いていた
私は頷く
少し間が空く
私は少し迷いながら言った
ボムギュは少し黙った
さっきまでの軽い雰囲気じゃない
少しだけ、真剣な顔
私は少し考える
夢の中のヨンジュンを思い出す
そこまで言ったところで
ボムギュが小さく笑った
でもその笑い方は少しだけ寂しかった
ボムギュは机に肘をついて言う
私が聞き返すとボムギュは私の方をみて言った
少し困ったように笑う
少しだけ目を逸らす
𝑁𝑒𝑥𝑡✩















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。