第4話

さん
2,603
2023/07/17 02:51
すいません、ちょっと話の内容緩いです



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「お前さ、いい加減自分が可愛いって自覚持てよ」


『ん…?可愛い……?』


「……俺ら以外に直ぐ尻尾振るな」


『ぃや…振ってないです…』


「あ?」


『…』


「まぁ、今回はちょっと危機感が足りてなかったよね」


『…』


現在俺は、ゆり組に挟まれてます。


なんでこうなったのか俺でも分かりません。


これがゆり組同士だったら最高だった。


……なんで間に僕がいるんでしょう。


めちゃくちゃ邪魔です。


多分、二人が怒ってるのは一時間前のあそこら辺から









__________



『ねね、なんかこの三人でロケってさ不思議な感じじゃない!?』


宮舘「ふふっ、そうだね」


『俺めっちゃ楽しみにしてたんだよね〜!!』


だって、ゆり組と俺ってことはゆり組の絡み見放題じゃん!!


そんなの最高すぎるって!!!


宮舘「うん、俺もだよ」


よし、頭撫でてくれた


この調子でしょっぴーの嫉妬度数を上げるんだぁ!


『しょっぴーは?楽しみじゃなかったの?』


渡辺「…別に普通」


『ふーん…』


本当は舘さんとロケできて嬉しいくせに


「あ、あなただ」


『っ、樹くん!!!』


『もしかして、今日一緒ですか…!?』


田中「うん、そうだけど…って、あなた相変わらず距離近いな笑」


『え、そーですか…?』


田中「まぁ、そこが可愛いんだけどね」


『っ、樹くんが可愛いって言ってくれた!!!』


樹「www」


宮舘「…翔太」


渡辺「ん、分かってる」








.



ロケ中



田中「…ど?」


『…めっちゃ美味しい!』


田中「でしょ…!?」


『ちょ、しょっぴーと舘さんも食べてみてよ』


宮舘「いただきます…」


宮舘「っ、すごい美味しい!」


うわ、満面の笑みだ…可愛い


宮舘「翔太も食べる?」


笑顔のまま、"翔太も食べる?"って差し出したのは自分の串


いや、お団子とは言えギリギリ間接キスじゃん


渡辺「……ん」


『ぐぁ…』


少し戸惑いながらも口に含むしょっぴー


え、まって、これ、あーんじゃん


なに公共の電波でイチャついてんだよ…!(もっとやれ)


てか、しょっぴー舘さんに食べさせてもらってるじゃん


珍しくない?


ゆり組の決定的瞬間なんだけど…


そだ、阿部ちゃんに教えてあげよ


田中「なにニヤニヤしてんの…」


『んー、別に…なんもんない』


田中「何もなくはないだろ笑」


『っ、何も無いんだってば!』


田中「分かった分かった笑」


ゆり組「「…」」

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