第3話

episode2
84
2026/03/09 06:43 更新
後ろから抱きつかれる感覚
急なことに驚き、振り返ろうとしたら、、、
岩泉
何してんだあなた
もしかしてと思ったけどまさか岩ちゃんのだとは、、、
頭が混乱している
だってこんなこと学校内でされたことないから!
あなた
え、えっと岩ちゃん?
岩泉
悪りぃこうしたくなった
そんな風に謝り、体を離した岩ちゃん
本当びっくりしたー、、、
天音
い、岩泉?
天音君も驚いているみたいだ

それもそうだよね
岩ちゃんがこんなことすると思わないもん
それくらい普段の岩ちゃんは普通なのだ
もちろん優しくしてくれるし、いつも私優先に考えてくれたりするけど
明らかに好意を見せたりはしない
あっけに取られてる私達を置いて、岩ちゃんは口を開いた
岩泉
何してたんだ高坂
岩泉
あなたと知り合いか?
天音
いや、さっき初めて会ったけど
天音
そうだよね?あなたちゃん
あなた
うん、天音君とはさっき知り合ったよ!
岩泉
、、、そうか
岩泉
まー、いいか
岩泉
行くぞあなた
そう言って私の手をとった岩ちゃんはスタスタと早足で歩いてしまう
あなた
あっ、待って!早いよー
あなた
ごめんね!天音君!またね
天音
う、うんバイバイ
天音君も手を振ってくれたが、今は岩ちゃんへの衝撃が強いようだった
けど、どうしたんだろ
もう天音君とは一緒に居ないし、私もついて行くのに手繋いでくれてるし、、、
学校内なのに抱きしめてくれたし、、、
なんか、岩ちゃんの様子が変だなぁ

そう、この日から岩ちゃんの様子は一変したのだ
翌日
朝起きて、支度をしていると岩ちゃんから連絡が来た
「学校まで一緒に行かないか?」か、、、
うーん、昨日れんちゃんと行く約束しちゃったし、、、
残念だけど、断ろう
あなた
岩ちゃんごめんね!
友達と約束しちゃってて、、、
岩ちゃんから誘ってくれたのに残念、、、
けど明日は一緒に行こう!!
そう送り、返信を待つ
少ししてピコンっと音を立てて通知が来た
岩泉
わかった、大丈夫だ
そうだな明日は俺と約束な
あなたと長く一緒に居たいから
あなた
んえ!?岩ちゃん?
あなた
私と一緒に居たいからって、、、
あなた
う、嬉しくけどいつも自分からは絶対言わないのに!
あなた
ど、どうしたんだろ、、、
あなた
え、えっと
あなた
ありがと!
岩ちゃんから一緒に居たいって言って
もらえてすっごいうれしいよ!
岩泉
そうか?笑
じゃあまたな
気をつけて行けよ
やっぱ岩ちゃん昨日から何というか、、、

甘いな

嬉しいからいいけどね!





そこから数十分
あなた
行ってきまーす
ガチャリと扉を開けるとれんちゃんがいた
あなた
あ!れんちゃんもう来てたんだ
蓮成
うん、おはよう
あなた
おはよう!ごめんね待たせちゃって
蓮成
大丈夫今来たところだから!
あなた
そう?ありがと!
蓮成
んじゃ行こー
あなた
はーい



歩きながらふと岩ちゃんのことを思い出す
れんちゃんに言ってみようかな、、、
あなた
ねぇねぇ、れんちゃん
蓮成
ん?なーに
あなた
突然なんだけど、、、
あなた
昨日から岩ちゃんの様子が変なんだよねー
蓮成
へー、どんな風に?
あなた
なんか、、、前より甘くなったというか
あなた
今まで岩ちゃんがしてこなかったり、言わなかったことをたくさんしてくるんだ
蓮成
そうなの?よかったじゃん
やっぱそうなるよね
もちろん私も同じ気持ちだけど、なんか心配というか、、、
あなた
うん、嬉しいけど
あなた
私何かしちゃったかな?
そう聞くとれんちゃんは「うーん」と唸り、考えているようだ
蓮成
昨日、いつもと変わったこととかあった?
あなた
え、特に、、、あ!
あなた
3年生の天音君と友達になった!
でもこれだけだ
これ以外には本当に何もない
蓮成
あー、知ってる
あの人ね
蓮成
あなたコミュ力すごいねー
蓮成
もう名前で呼ぶ程仲良いんだ
あなた
うん、天音君がそう言ってくれたから!
蓮成
ふーん
蓮成
なるほどね、、、
あなた
ん?何が?
一人で納得したようにしたれんちゃん
私は不思議に思い、聞いてみた
蓮成
ううん、何でもない
あなた
そっか
なんだか誤魔化された気もするけど、、、いっか!

それよりもなんだかれんちゃんが見つめてくるんだけど、、、
蓮成
あなたは本当無自覚なんだから
何かをボソッと言って頭を撫でてきたれんちゃん
あなた
どうしたの?
蓮成
いいやー別に
なんだかよくわからなかったが気にしないことにした

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