今までずっと聞きたくて、でも一生聞くことの無い台詞が良平の言葉で聞こえてきた。
それに対し、私はあまりのことに反応することができなかった。
好き?良平が?!私のことを??
そんな素振りを見せたことは一度もなかったし・・・。
ひょっとして、人間として好きってこと??
頭の中がごちゃごちゃだ!
良平の言ってることを理解できずに涙が出てくる。
考えてることがよまれたことに驚いてると、更に良平との距離がぐっと近くなり、両手で頬を包み込まれる。
心臓のバクバクはさっきから止まらず、あまりの展開についていけてない自分がいる。
ゆっくりと顔を上に向けられ、自然と良平と視線が合ってしまった。
そう言って、親指で涙を拭ってくれる。
本当に自分の気持ちを言っても良いのだろうか?
ここまで言ってくれたのに、不安は拭いきれなくて・・・。
でも良平の顔を見ると、今まで見たことのない表情をしてる。
私は意を決して・・・
言いかけている途中で、良平に抱きしめられた。
良平まで小声で喋りだし、おでこにチュッと良平の唇が触れた。
慌てて両手で自分のおでこをおさえると、今度は軽く唇が合わさった。
私が良平の言動にパニクってると何か企むようにニヤッと笑った後に耳元で
Ryohei's side
照れるあなたを風呂を言い訳に追いやり、俺はドアに寄り掛かって床に座り込み、頭を抱えた。
自分の想いを我慢できずに告げてしまった恥ずかしさ。絶対に今日のタイミングじゃなかったはず!
それでもあなたが受け入れてくれた幸福感。
そして、キスをした時のあなたの反応・・・。
この胸の高鳴りを鎮めるように、新しいハイボールを作って煽った。
to be continued・・・
ようやく両想いになれました♡












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。