最終決戦にて 、利き手損傷
とうい代償を追った 勝己 。
暫くして生活には慣れ 、
利き手でない左手でも
食事や風呂 、何もかも
完璧にこなしていくようになった
彼の右手を優しく包み込むように握り
そう問う 。
無論 彼が痛みで苦しむ姿 、
悔やみ歯を食いじばる姿は見るに耐えなかった
特に ヒーロー実技授業において
右手損傷の後遺症が与えるものは大きく、
ヒーローを志す彼にとって
屈辱でしか無かっただろう 。
それでも 、だからこそ 彼の力になりたいと
初めの頃は 彼女である私が
食事やら洗濯やら手伝っていた
普段出来ないことなど無い勝i己に頼りにされ
力になれることは嬉しかった 。
強がりな彼の弱さを知れた気がしたから
不意に手を握り返されたかと思えば
指を絡められ 彼の燃えるように熱い目が
私を捉えていた 。
頬を赤く染め 、何も言えずにいると
私の手が彼の頬へと引き寄せられ
そのままキスされちゃって












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。