俺がサーブを打った先は、音駒の主将、黒尾鉄朗
あいつをちょっと崩して副主将の海信行を崩せば少しは弱まる、最後に夜久衛輔を崩して終わり
猫又監督は建て直してくるけど、そんなのさせるわけねぇだろ
「ドォンッ」という音が、体育館に響いた
次のサーブは夜久衛輔に寄せる、夜久衛輔にも捕れないなら俺達には無理だと一二年に思わせる
その後「ドゴンッ」と、床に手がぶつかるような音がした
まぁいいだろう、試合に集中しよう
とりあえず1セットはとった……あとはもう1セット……
ズキンっと、喉の奥が傷んだ
二十五点先取だったので直ぐに決着は着いた
俺は黒尾君の所へ向かった
なんて会話をして俺達は宮城に帰った
陰キャにはさ、ちとキツかったですわ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!