4月初旬。夢ノ咲学院に通い始めて、1年が経った。
学年も上がり、また新しい生活が始まる。
プロデュース科が新設(仮)され、試験的に入学する子が
いると噂されている。
その人が私なのだ。
まだ私の名前は出ていないのだが、名前が上がるのも
時間の問題だろう。
私は夢ノ咲学院の演劇科に在籍している。
__なのに。
※新学期が始まって約1週間後に、プロデュース科の案内のプリントが渡された
※ちなみに、1週間後は今日です。朝にプリント渡されました
そう思って見てみると、【天祥院英智】の文字が目に入る。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
天祥院、英智…?
半信半疑のまま、アイドル科に所属している双子の
弟である真緒に連絡を入れた。
そこで会話が終了した。
呆れた真緒の顔が目に浮かぶ。
演劇科のある場所は、他の科よりアイドル科に近いため、
少しだけ音楽が聞こえてくる。
遠くから聞こえる音楽を聞きながら、案内のプリントに
目を通した。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 🌟🔦💫












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!