パンダと友達になり、体術の稽古や呪術に関する話をする傍らで遊びまわったりと、今までに経験したことのないことを楽しんでいたあなたの下の名前。
一週間ほどが経ったある日の夕食前、パンダとあなたの下の名前が一緒に暮らすマンションの一室に、夜蛾だけでなく古瀬もが訪れていた。
相変わらずのゆるっとした口調であなたの下の名前に挨拶した古瀬は、あなたの下の名前からの返事を聞いて夜蛾を見た。
うんうんと頷く古瀬を見て、あなたの下の名前は首を傾げる。
急な質問に目を瞬かせたあなたの下の名前は、しばらくして頷いた。
「パンダくんも久しぶりー」と言いながら席につく。
古瀬を少し気まずそうに黙り込むあなたの下の名前に気付いた。
だんだんと小さくなる声を、三人はしっかりと聞いていた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。